北斗市議会 2022-09-15
09月15日-議案説明・一般質問-01号
令和 4年 9月 定例会(第3回) 令和4年第3回
定例会会議録(第1号) 令和4年9月15日(木曜日)午前10時00分開会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇会議順序(議事日程) 1.開 会 宣 告 1.開 議 宣 告 1.日程第 1
会議録署名議員の指名について 1.日程第 2 会期の決定について 1.日程第 3 諸般の報告について 1.日程第 4 議案第1号令和4年度北斗市
一般会計補正予算についてより議案第4号令 和4年度北斗市
介護保険事業特別会計補正予算についてまで 1.日程第 5 議案第5号北斗市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に 関する条例の一部改正について及び議案第6号北斗市職員の
育児休業等に 関する条例の一部改正について 1.日程第 6 議案第7
号北斗市民プール条例の一部改正について 1.日程第 7 議案第8号北斗市
手数料徴収条例の一部改正について 1.日程第 8 通告による一般質問 1.延 会 宣 告 ─────────────────────────────────────────〇出 席 議 員(22名) 議 長 4番 中 井 光 幸 君 副議長 21番 白 戸 昭 司 君 1番 仲 村 千鶴子 君 2番 渡野辺 秀 雄 君 3番 前 田 治 君 5番 伊 藤 洋 平 君 6番 佐々木 亮 君 7番 髙 村 智 君 8番 新 関 一 夫 君 9番 花 巻 徹 君 10番 寺 澤 十 郎 君 11番 吉 田 直 樹 君 12番 玉 森 大 樹 君 13番 栃 木 正 則 君 14番 工 藤 秀 子 君 15番 高 田 茂 君 16番 小 泉 征 男 君 17番 白 石 勝 士 君 18番 山 本 正 宏 君 19番 水 上 務 君 20番 秋 田 厚 也 君 22番 坂 見 英 幸 君 ─────────────────────────────────────────〇
会議録署名議員 7番 髙 村 智 君 17番 白 石 勝 士 君 ─────────────────────────────────────────〇本会議に出席した説明員 市 長 池 田 達 雄 君 教 育 委 員 会 永 田 裕 君 教 育 長 代 表 監査委員 野 口 秀 一 君 ─────────────────────────────────────────〇市長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 副 市 長 工 藤 実 君 会 計 管理者・ 川 原 弘 成 君 総 務 部 長 市 民 部 長 種 田 宏 君 民 生 部 長 深 田 健 一 君 経 済 部 長 松 野 憲 哉 君 建 設 部 長 山 崎 勝 巳 君 総 合 分庁舎長 田 中 正 人 君
総務部出納室長 小 林 博 郁 君
総務部総務課長 楠 川 修 君
総務部企画課長 池 田 貴 史 君
総務部財政課長 上 野 雅 弘 君
総務部税務課長 田 中 祐 一 君
総務部収納課長 福 澤 雄 輝 君
市民部市民課長 京 谷 弥 生 君
市民部環境課長 佐 藤 雅 彦 君 市 民 部 高 田 剛 君 七 重 浜支所長 市 民 部 畑 山 弘 司 君 民 生 部 石 坂 弘 之 君 茂 辺 地支所長 社 会 福祉課長 民 生 部 竹 内 直 樹 君 民 生 部 田 中 宏 君
子育て支援課長 保 健 福祉課長 民 生 部 高 松 孝 男 君
経済部農林課長 冨 田 祥 之 君 国 保 医療課長 経 済 部 前 澤 正 毅 君 経 済 部 出 口 一 美 君
水産商工労働課長 水産商工労働課 水 産 担当課長
経済部観光課長 新 川 学 君
建設部土木課長 若 山 太 一 君 建 設 部 新 井 貴 行 君 建 設 部 中 谷 雅 昭 君 都 市 住宅課長 上 下 水道課長 総 合 分 庁 舎 小 野 義 則 君 総 務 部総務課 土 手 貴 志 君 市 民 窓口課長 総 務 係 長 ─────────────────────────────────────────〇
教育委員会教育長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 教 育 次 長 小 坂 正 一 君
特命担当教育次長 八木橋 直 弘 君 学 校 教育課長 京 谷 亨 君 社 会 教育課長 佐 藤 毅 君 学 校 給 食 加 藤 聡 君
共同調理場所長 ─────────────────────────────────────────〇
選挙管理委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 書 記 長 楠 川 修 君 ─────────────────────────────────────────〇
農業委員会会長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 事 務 局 長 吉 田 賢 一 君 ─────────────────────────────────────────〇本会議の書記(
議会事務局) 事 務 局 長 山 田 敬 治 君 次 長 大井川 かおり 君 議 事 係 長 寺 田 純 一 君 (午前10時00分 開会) ──────────────────
△開会宣告・開議宣告 ──────────────────
○議長(中井光幸君) ただいまから、令和4年第3回
北斗市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ──────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、 7番 髙 村 智 君 17番 白 石 勝 士 君を指名いたします。 ──────────────────
△日程第2 会期の決定について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から10月4日までの20日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から10月4日までの20日間とすることに決定いたしました。 なお、会期日程は、既に配付のとおりであります。 ──────────────────
△日程第3 諸般の報告について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第3 諸般の報告をいたします。 今定例会において、市長から提出された議件は、議案第1号より議案第8号まで、認定第1号より認定第8号まで及び報告第1号より報告第3号までの、以上19件であります。 本日の議事日程は、印刷してお手元に配付のとおりであります。
地方自治法第121条の規定により、本会議に出席を求めた説明員及びその委任者は、その職氏名を印刷して、お手元に配付のとおりであります。 次に、監査委員から、令和4年5月分から令和4年7月分までの
例月出納検査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。 次に、今定例会に出席する説明員の会期中における一般質問並びに議案の審議に伴う入退席については、あらかじめこれを許可することにいたします。 次に、今定例会に出席する議員、説明員、傍聴者及び
報道関係者については、議事堂内においてはマスクを着用することにいたします。また、発言をする場合においても、マスクを着用したまま行うことにいたします。 次に、議員及び説明員の本会議への水の持込みについては、これを許可することにいたします。 次に、19番水上務君から、本日の会議に遅参する旨の届出がありました。 次に、説明員の欠席について報告いたします。
種田選挙管理委員会委員長、
和田農業委員会会長から、本日の会議を欠席する旨の届出がありました。 以上で、諸般の報告を終わります。 ──────────────────
△日程第4 議案第1号令和4年度北斗市
一般会計補正予算についてより議案第4号令和4年度北斗市
介護保険事業特別会計補正予算についてまで ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第4 議案第1号令和4年度北斗市
一般会計補正予算についてより議案第4号令和4年度北斗市
介護保険事業特別会計補正予算についてまでの、以上4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- ただいま上程されました、議案第1号令和4年度北斗市
一般会計補正予算についてより議案第4号令和4年度北斗市
介護保険事業特別会計補正予算についてまでの、以上4件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、
一般会計補正予算についてでございますが、歳出から主なものを申し上げますと、第2款総務費は、過年度の
国庫負担金等の精算による
超過交付分の償還金を追加計上しているほか、諸費で、
新型コロナウイルス緊急対策事業の第23弾として、感染症の影響による売上げ減少に加え、原材料等の価格高騰の影響を受けている中小・
小規模事業者等に対し、道が支援金の給付を決定したことから、相乗効果を図るため、道の支給決定を受けた市内に本店を有する法人及び市内在住の
個人事業主に対し、5万円を上乗せ支給するため、
市内事業者等事業継続緊急支援金4,000万円を追加計上しております。 また、
新型コロナウイルス感染症により、自宅療養が必要となった世帯への
自宅療養支援セットの配付につきまして、引き続き支援を継続していくため、物資購入及び配送に係る経費として、1,115万7,000円を増額計上しております。
新型コロナウイルスワクチン接種対策経費については、4回目接種の対象者が18歳以上から60歳未満の
医療従事者等及び
高齢者施設等の従事者に拡大されたことから、
個別接種委託料852万9,000円を増額計上するほか、接種事務の関係経費720万1,000円を増額計上しております。 第3款民生費は、過年度の国庫及び
道費負担金等の精算による
超過交付分の償還金を追加計上しているほか、障がい者福祉費で、令和5年度に予定されている
障害福祉関係データベースの稼働に向け、市が保有するデータと連携に対応するため、
障害者自立支援給付システム改修委託料156万8,000円を追加計上しております。 第4款衛生費は、過年度の
国庫補助金の精算による
超過交付分の償還金を追加計上しているほか、
環境対策費で、申請件数の増により、
太陽光発電設備設置補助金250万円を増額計上しております。 第6
款農林水産業費は、
農業委員会費で、人・
農地プランにおける
目標地図作成業務を効率よく進めるため、
タブレット端末2台を導入する関係経費8万7,000円を追加計上しております。 また、
農業振興費で、国が実施する
農地利用効率化等支援事業につきまして、2件の採択がされたことから、
農地利用効率化等支援事業補助金1,140万円を追加計上しております。 第8款土木費は、
新幹線対策費で、年末年始における新函館北斗駅前ロータリーの混雑対応として、
交通誘導員を配置するため、
警備業務委託料27万3,000円を増額計上しております。 第10款教育費は、図書館費で、指定寄附の採納により、
図書購入費100万円を増額計上し、
保健体育施設費では、
浜分体育センターなど3施設につきまして、
照明器具更新の実施方法を、
交付税措置があり、財政的に有利となる国の
公共施設等適正管理推進事業として、来年度からの実施を検討していることから、照明器具借上料319万6,000円を減額計上しております。
学校給食費では、物価高騰の影響により、食材料費が高騰しておりますが、保護者の負担が増えないよう、給食費への価格転嫁は行わず、今後も給食の量及び質を維持していくため、賄材料費1,023万1,000円を増額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う
国庫支出金、道支出金、寄附金を増額または追加計上するほか、一般財源として繰入金、繰越金、諸収入を増額または追加計上し、事務事業に要する経費の財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ3億2,659万8,000円を追加計上し、総額を231億483万8,000円とするものでございます。 第2表、
債務負担行為の補正につきましては、
浜分体育センター照明器具借上事業など、3事業について廃止するものでございます。 次に、
国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第9款諸支出金で、過年度の国庫及び道補助金並びに
一般会計繰入金の精算による
超過交付分の償還金3,088万3,000円を追加計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う繰越金及び諸収入を増額または追加計上し、事務事業に要する経費の財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ3,088万3,000円を追加計上し、総額を50億7,738万6,000円とするものでございます。 次に、
後期高齢者医療事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第1款総務費で、本年10月1日より、一定以上の所得のある被保険者の
病院窓口負担が1割から2割へ改正されることに伴い、全ての被保険者に新しい保険証を交付するため、
通信運搬費162万円を増額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う繰越金を増額計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ162万円を追加計上し、総額を6億5,210万9,000円とするものでございます。 最後に、
介護保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第1款総務費で、過年度の保険料、
介護保険給付費負担金等、
地域支援事業交付金等、
一般会計繰入金の精算による
超過交付分の償還金5,638万5,000円を増額または追加計上しております。 第3
款地域支援事業費は、食の
自立支援事業で、利用件数の増により、委託料561万6,000円を増額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う
国庫支出金、
支払基金交付金、道支出金、繰入金等を増額または追加計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ6,200万1,000円を追加計上し、総額を46億3,116万7,000円とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(中井光幸君) 本件に関する議事は、この程度にとどめおきます。 ──────────────────
△日程第5 議案第5号北斗市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について及び議案第6号北斗市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第5 議案第5号北斗市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について及び議案第6号北斗市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についての、以上2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- ただいま上程されました、議案第5号北斗市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について及び議案第6号北斗市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第5号北斗市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、
公職選挙法施行令の改正により、国政選挙における選挙運動の公営に要する経費が引き上げられたことに伴い、本市の議会議員及び長の選挙における選挙運動の
公費負担額についても、
公職選挙法施行令の規定に準じ、所要の改正を行おうとするものでございます。 主な内容といたしましては、
選挙運動用自動車の借入れやポスターの作成に係る上限額などについて引き上げようとするもので、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第6号北斗市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、職員の育児と仕事の両立を一層容易にするため、
地方公務員の
育児休業等に関する法律が一部改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 主な改正内容といたしましては、法改正により、育児休業の取得回数が原則2回まで可能になったことに加えて、子の出生の日から57日間以内に2回まで取得可能となったことに対応する改正のほか、非常勤職員の
育児休業取得要件を緩和するための改正をするもので、法の施行に併せ、本年10月1日から適用しようとするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、
総務常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、
総務常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ──────────────────
△日程第6 議案第7
号北斗市民プール条例の一部改正について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第6 議案第7
号北斗市民プール条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- ただいま上程されました、議案第7
号北斗市民プール条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。 本件は、
市民プール及び第2
市民プールの管理運営を
指定管理者に行わせることができるよう、
指定管理者による管理、業務の範囲など必要な事項を定めるものでございます。 なお、施行日は、令和5年4月1日とし、
指定管理者の指定のため、
条例施行日前に準備行為ができることとするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、
文教厚生常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、
文教厚生常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ──────────────────
△日程第7 議案第8号北斗市
手数料徴収条例の一部改正について ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第7 議案第8号北斗市
手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- ただいま上程されました、議案第8号北斗市
手数料徴収条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。 本件は、
建築基準法が改正され、運用条項に項ずれが生じること及び
長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正に伴う、
長期優良住宅維持保全計画の認定等の事務に係る手数料の規定などについて、準拠している
北海道建設部手数料条例の改正に併せ、所要の改正を行うもので、同条例の施行に併せ、本年10月1日から適用しようとするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、
産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、
産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ──────────────────
△日程第8 通告による一般質問 ──────────────────
○議長(中井光幸君) 日程第8 これより、通告による一般質問を行います。 通告順に発言を許します。 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君)
-登壇- それでは、通告に従いまして、大きく2点ほど質問させていただきます。 1点目です。北斗市防災対策に関する件でございます。 令和4年8月8日から9日にかけて大雨警報、洪水警報、
土砂災害警戒情報が発表され、当市でも避難所が開設されました。 北斗市では、平成23年の
東日本大震災を機に、災害時の被害を最小化するという減災という考え方を基本理念とし、自助・共助・公助のそれぞれが協働により、効果的に推進される
仕組みづくりを進めています。 令和元年第4回定例会での一般質問「安全・安心な便利で暮らしやすい
まちづくりに関する件」の質問に対し、「本市における防災・減災対策の取組は、第2次北斗市総合計画の中で防災対策の強化を基本計画の一つと位置づけ、自助の意識を高めていくことを大前提として、町内会や
自主防災組織を中心とする
地域防災体制の確立を進め、
情報伝達体制の強化や消防・警察など関係機関との連携強化などにより進める」と回答をいただきました。 そこで、お尋ねいたします。 (1)当市における
自主防災組織を立ち上げている町内会・自治会の数は。 (2)
情報伝達体制の強化の取組内容は。 (3)消防・
警察等関係機関との連携強化の内容は。 2点目です。誰もが幸せで輝く
まちづくりに関する件でございます。 高齢者ふれあい
入浴券交付事業は、高齢者が地域住民や家族と触れ合う機会を促進し、生きがいの高揚を図ることを目的に、市独自の事業として実施されています。 令和2年第1回定例会でも一般質問した際に、平成30年度の利用率が53.5%で、利用率が50%を下回った場合には、見直しを含めて検討するとして、令和元年度の利用状況を踏まえて判断してまいりたいと回答をいただきました。 先日、市民より、
施設入所者が増えているし、近所の銭湯もなくなっているので、事業の見直しが必要ではないかと言われました。 そこで、お尋ねいたします。 (1)令和元年度から令和3年度の利用状況をお知らせください。 (2)今後の事業の方向性について、どのように考えているのかをお知らせください。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- 工藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の北斗市防災対策に関する件についてでございますが、去る8月8日の夜から9日の早朝にかけまして、本市では大雨警報のほか、
土砂災害警戒情報が気象台から発表され、直ちに災害対策本部を設置し、土砂災害や洪水等の危険対象地域に避難指示を発令いたしました。 また、8月11日の夕方から12日の早朝にかけましても大雨警報が発表され、土砂災害警戒区域に高齢者等避難を発令したところでございます。 一つ目の本市における
自主防災組織を立ち上げている町内会や自治会の数は37団体でございます。 二つ目の
情報伝達体制強化の取組につきまして、市内における緊急情報の伝達手段は、防災行政無線による放送を基本としつつ、市のホームページにおきましても適時的確な情報提供を行い、また、避難情報等の発令は、Lアラートと呼ばれる災害情報共有システムに登録することにより、関係機関や通信事業者、放送局等に伝達され、道の防災ポータルへの情報掲載、緊急速報メールの一斉送信、テレビ、ラジオなどを通じて情報発信されるものでございます。 また、避難情報の内容や発令される時間帯、天候等の状況を十分に考慮し、消防や広報車を出動し、広報活動を行うほか、町内会や
自主防災組織などの御協力の下、周知に努めてまいります。 さらに、来年度予定している防災ラジオの導入に向けて、今年度は戸別受信用電波中継施設の整備を行っており、情報伝達のさらなる多重化を図っていくこととしております。 三つ目の関係機関との連携強化の内容につきまして、まず消防は、災害対策本部が設置された段階で、2名の消防職員が市役所に詰め、迅速な情報共有や対応の指示に当たっております。 また、警察につきましては、道路冠水等に伴う交通規制のほか、万が一の事故や事件が発生した際に、相互に情報共有し、協力体制を構築することを確認しております。 特に、函館地方気象台につきましては、気象情報に関して、警報等の発表が予見される早期の段階で、詳細な情報提供がなされており、避難情報等の発令をはじめ、本市の対応に関し助言をいただいております。 今後も災害による被害をできるだけ少なくする減災を基本に、自助・共助・公助がそれぞれ機能を十分発揮できるよう平時においてしっかりと備え、適切な避難情報等の発信に努めてまいりたいと考えております。 2点目の誰もが幸せで輝く
まちづくりに関する件についてでございますが、工藤議員の御質問にありますように、高齢者ふれあい
入浴券交付事業は、75歳以上の高齢者に気軽に市内の公衆浴場等を利用していただくことで、地域住民や家族と触れ合う機会を促進し、生きがいの高揚を図ることを目的に、市独自の事業として実施しております。 一つ目の令和元年度から令和3年度の利用状況につきまして、令和元年度の交付人数は6,475人で、利用率は48.2%、令和2年度の交付人数は6,490人で、利用率は43.6%、令和3年度の交付人数は6,383人で、利用率は44.9%となっております。 なお、交付人数につきましては、
施設入所者や交付時点で辞退した方などを除いた数となっております。 二つ目の今後の事業の方向性につきまして、これまでも多くの議員の方々より御指摘をいただいておりますが、本市といたしましては、これまでの考え方と同様、コロナ禍以外の要因により利用率が50%を下回った場合において、見直しを含めて検討することとしておりますので、利用状況を踏まえ、事業の選択と集中の考え方の下、時代と生活環境を見極め、市民目線に立ち、判断してまいりたいと考えております。 以上で、工藤議員の御質問に対するお答えといたします。
○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君) 再質問させていただきます。 防災のほうなのですが、組織を立ち上げている団体が37団体あるということで、町内会は80何団体ありますから、半分には満たないかもしれないけれども、それぞれに立ち上げているのだなということが分かりました。 それで、災害があった場合、避難指示とかが出た場合に、この防災組織に対して、事前に連絡とかそういうのはあるのか、ないのか、その辺お知らせください。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) 工藤議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、37の団体、
自主防災組織を立ち上げていただいておりまして、日頃から
自主防災組織には、災害発生時に備えて様々な活動や訓練などを実施していただいております。 災害発生時に、こういった
自主防災組織に連絡ということに関しましては、当然災害はいつ起きるか分かりません。日中であったり夜間であったりという時間帯、また、天候も大雨が降っている中であったり強風であったりといったことを十分に考慮した中で、地域の町内会やそこの地域住民に対して、地域住民への情報伝達を目的に、報告すべき場合は報告すべきものということで、必ずしも機械的に定型的に報告するということではございませんが、その状況を見ながら情報を伝達していくというものでございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君) 分かりました。せっかく組織を立ち上げて、その長になる人は、多分、例えば時間、朝、昼、夜にかかわらず、こういうのを立ち上げたときは、そういう覚悟もしていると思うのです。ですから、できればテレビとかに避難情報の一報が出る前に知らせたほうがいいのかなと、私、個人的にも思います。 実は先日、8日の大雨の日、桜岱にも出たのです。テレビにぱっと出て、避難するのかという話で。それが土砂災害の警報だったのです。後でこれは間違いだというのか、訂正されたみたいなのですが。 ただ、そのときにも消防も回ってきました。桜岱に来た消防が清川の農村センターに避難するようにという声でした。ただ、うちは道路から離れているものでそれは聞こえなかったのですが、道路沿いの人たちは聞いたみたいです。それで、どうしたらいいのだろうということで、動かないで家にいなさいということになったのですが、そういうことがあると思うので、できれば事前に会長なり
自主防災組織の長になる人に連絡を密にしたほうがいいのではないかということが一つと。 それと、確かに消防と警察は連携が多分取れていると思うのですが、地域の現状を職員の皆さんにも把握してほしいということです。桜岱というところには、土砂災害のあるところに住人が住んでいるかどうか、そういうことも確認して、当別とかあっちなら一見して分かるような感じですが、そういうのも職員の皆さんに、町会でお話しするときとかがありますよね。その係の人たちだけでも情報を共有して、それを皆さんで共有するような形にすれば、例えばここの川はいつもあふれる、ここの山はいつも崩れるとか、そういう人がいれば、間違ったと言ったらおかしいですけれども、気象台からの報告で、今はすぐテレビに出る時代ですから、慌てないで、どうしたらいいだろうと連絡が来て、黙って家にいなさいと、何かあったら2階にいなさいという話になったのですけれども、そういうこともできると思うので、私たちの自治会の会長も、うちにも連絡したみたいなのですけれども、その辺もぜひ取り組んで、地域の現状を見るというか、把握するということも大事なことではないかなと。 消防で確かに来てくれたのはありがたいのですが、そういうことも、桜岱から清川まで避難するといったらどうなのかなという思いもありましたので、その辺は、避難場所が決められているから、それは仕方がないことなのかなと思いますが、地域の状況もぜひ把握してほしいなと思います。それはお願いでいいです。 それと、いろいろなことがあります。いろいろな緊急事態の中で、職員の皆さんも家に帰っているときだったら、やっぱり緊急になれば出てくると思うのです。それで、大変な思いをしながら集まって、いろいろなことを決めながら、早急にやらなければならないというのは分かります。ですから、もちろん普通の仕事をしながら、事前にそういうこともしているのでしょうが、避難所を開設するとしたらそちらにも人員が配置されると思うので、大変な思いがあると思うので、ぜひ地域を確認すること自体も本当に大切なことで、地域防災組織を活用することも、ただ組織をつくったからいいではなくて、つくった側はいろいろなことを考えながら訓練したり、いろいろなことをして、伝達方法も私たちも考えているので、ぜひ組織を活用することはできないかなと。 課長、今おっしゃっていましたように、考えるということですので、ぜひ考えてほしいと思うのですが、その辺はもう1回、いかがですか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) 工藤議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、桜岱地区に避難情報発令の部分から、8月の大雨のときの経緯も含めて御説明させていただきたいと思いますが、まず、桜岱地区に避難情報を発令したのは、8月11日の大雨の際で、実はその週の月曜日、8月8日から9日にも、夜暗くなると同時に大雨が降りまして、次の日の朝まで大雨警報、さらに
土砂災害警戒情報が発表されるということで、北斗市では避難指示を発令するということがございました。 その同じ週の木曜日、11日、この日は祝日だったのですが、天気予報によりますと、夕方から夜にかけて集中的な雨が降るという予報が出されておりまして、午前中から副市長の指示の下、午後にはその対策の打合せをするということで部長方にも連絡し、午後4時に市役所に集まって、本部員会議を開催しています。そこで、つい二、三日前に起きた警報級の災害発生の直後ということで、我々が一番大事に考えなければならないと思ったのは、夜間、暗くなる前に早めに避難所の開設であるとか、地域住民に対してそういった情報を伝達することが一番大事だということで、迅速な対応を心がけて進めておりました。 そんな中で、夕方、夜の7時頃、土砂災害に関する大雨警報が発表される見通しという情報が気象台から届きまして、そこで我々、暗くなる前の晩の6時半に高齢者等避難を発令しています。この発令に当たって、先ほど申し上げたように、より迅速にということを第一に置いていました。 まず、土砂災害の警戒ということで、北斗市内には土砂災害の警戒区域は96か所指定されているのですけれども、これ、字を単位として、まずは、この区域を含む全ての地域に避難情報として、高齢者等避難を発令しました。 桜岱地区につきましても、火葬場の付近、この辺りの崖地が土砂災害警戒区域に指定されております。工藤議員おっしゃるとおり人家はございません。人家はございませんが、必ずしも自宅にいるとも限りません。外出している方もいらっしゃると思いますので、その桜岱地区にいる方に、自分の住む桜岱地区が土砂災害の危険があるということをお知らせする、周知するという意味。また、外出等の注意を促す意味で、まずは、その字に住む全世帯を対象として、かつ、暗くなる前に、早くということで発令を出しております。 その段階では、北斗市内、字を単位として34の地域、3,264世帯、6,081人、まず発令しました。その発令がテレビ等で放送され、工藤議員おっしゃったように桜岱も避難しなければならないのかというような話になったということだと思います。 その後、一定時間経過し、地域住民への周知は行き渡ったという判断から、土砂災害警戒区域に人家がない字、桜岱もそうなります。そこの避難情報の対象区域から除外するという訂正を行って、最終的には18の地域、153世帯、459名に訂正したということでございます。 そんな中で、市役所のほうにも、避難世帯、避難情報がテレビに出ておりますと、どうしたらいいのかということで、お伝えしているのは、住んでいる場所が土砂災害警戒区域でなければ自宅にいても問題ですという話もしながらも、ただ、やはり住んでいる方の地域で、そういった危険な状態が迫っているということを周知させていただいたといった経過となっております。 こういった部分でいくと、確かに地域の
自主防災組織の方、町内会長方には、そういった部分の理解というものをもうちょっと密に説明して、御理解いただいておかなければならなかったなというふうに思っておりますが、何分そういった迅速な対応というのが求められていた中で、今回のような形になったということでございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君) 分かりました。災害はいつ起こるか分かりませんので、課長のお考えの、より迅速にいろいろな行動を起こして、人的被害のないような取組をぜひしていただきたいと思います。これはこれで終わります。 次に、誰もが幸せで輝く
まちづくりの件。 ふれあい入浴券の件ですが、資料も出していただきまして、本当にありがとうございます。この交付人数は分かりました。入所者や辞退した方を除くと書いてありますので。この時点で完全に、75歳以上に該当する人数、全体の人数が分かりましたらお知らせください。
○議長(中井光幸君) 田中保健福祉課長。
◎保健福祉課長(田中宏君) 工藤議員の御質問にお答えいたします。 全体の人数なのですけれども、令和元年度からお知らせすると、令和元年度、75歳以上の該当者は7,325名、令和2年度は7,342名、令和3年度は7,372名ということになっています。 その中、交付人数は記載のとおりなのですが、約800名から900名が不要というのか、要らなかったという人数になっておりますが、その中で、
施設入所者は約500人台、そのほか300人台あるいは400人近くは、使わないから要らないというような人数ということになっております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君) 分かりました。よく言われます。近所に銭湯もなくなったし、要らないのではないかというようなことも言われています。最初に挙げたように、この事業は、高齢者が地域住民や家族と触れ合う機会を促進し、生きがいの高揚を図ることを目的にという事業だと思うので、もうそろそろ目的は達成されたかなと思います。 ただ、人はそれぞれわがままですから、今まで使っている人は、今までやっているのを何でやめるのだという人も多分いると思います。100人が100人全員の要望に応えるということは無理だと思うのですが、そういう話もあるということで、50%を切ったら考えるということを何回もおっしゃっていましたので、目的を達成された事業、こればかりではなくてほかにもあるのではないかという思いがあります。ですから、再度いろいろな中でもう一度検証して、100人全部の要望ということではなくて、市民が安心して暮らせるような事業づくりにぜひ進んでいってほしいと思うのですが、その辺はいかがですか。
○議長(中井光幸君) 田中保健福祉課長。
◎保健福祉課長(田中宏君) お答えいたします。 確かに工藤議員のおっしゃるとおり、市民の多様なニーズに全て対応することは不可能だというのは私ども理解しております。当然この事業については、必要性、有効性などを念頭に置いて、利用者の立場に立って、ニーズを的確に判断しながら慎重な議論の中で、必要性を進めていきたいと思います。 また、事業が始まった当初の趣旨とか目的に合致したことを十分に確認の上、市長の答弁にあったとおり、現在の社会情勢に合った見直しということで、コロナ禍の影響を受けない要因があったときに、50%を切った場合には見直しを検討するということでございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
◆14番(工藤秀子君) 分かりました。ささやかな市民の願いというか、そういうのもあると思うので、平和で暮らせるような北斗市になっていただけるように、いろいろなことを考えて、いい方向に進んでいってほしいと思います。これはこれで終わります。 終わります。
○議長(中井光幸君) 18番山本正宏君。
◆18番(山本正宏君)
-登壇- 通告に従い、質問をいたします。 1件でございます。 生理用品への補助・助成に関する件でございます。 コロナウイルスによるパンデミックやロシアによるウクライナ侵攻等の要因で、我が国は円安、物価高、低賃金などと経済状況が悪化し、中小零細企業は物価高での経営圧迫、倒産の数は本年7月現在、過去最多となり、この不景気はさらに続くものと見られています。 このような情勢下、生活保護世帯、独り親家庭、非正規労働者、パート、アルバイト、学生等、いわゆるワーキングプアの生活者が困窮の極致にあると言われ、中でも、女性の生理用品入手にまでそのしわ寄せが及んでいるとの報道に接し、私は切実な問題と捉え、自治体として何らかの手を差し伸べる必要があるものとの思いを深くしています。このことに関し、市長はどのようなお考えをお持ちか、お尋ねをいたします。御答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- 山本議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 生理用品への補助・助成に関する件についてでございますが、山本議員の御指摘のとおり、
新型コロナウイルス感染症の影響に加え、原油価格や物価高騰の影響に伴う経済的な理由により生理用品を購入できない、いわゆる生理の貧困は、女性の健康や尊厳に関わる重要な課題となっており、特に近年のコロナ禍の影響で大学生などが仕送り収入やアルバイト収入の減少などにより、生理用品を購入できないといった現状が報道されております。 生理の貧困問題への対応につきましては、民間組織や自治体などにより、生理用品の提供や、提供をきっかけとした相談支援なども進められているところであり、また、国は今年2月に、女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査を実施し、3月に結果を公表しておりますが、コロナ禍の影響を受けている女性への支援の取組を推進することとしております。 本市といたしましても、これまで
新型コロナウイルス緊急対策事業として、低所得者や子育て世帯に対する給付金の支給などの経済支援を行っており、生理用品そのものの配布は行っておりませんが、市としてできる支援を実施しております。 生理の貧困問題につきましては、経済的な理由のほか、羞恥心により購入に戸惑いがあることや、家族の無理解により入手できないなどの要因も考えられることから、その対策としては、生理用品を配布することだけではなく、背景にある男女の性差への理解や健康面での支援、生活困窮者への就労、経済的支援など、様々な困難を抱える女性の問題となっておりますので、相談時に個々の背景や事情に向き合うことで、必要な支援につなげることが重要と考えております。 まずは、困難を抱える女性が気軽に総合的に相談できる窓口につなげることができるよう、ホームページや広報などで周知を行い、女性からの相談を受ける過程の中で、必要に応じて生理用品の配布を検討してまいりたいと考えております。 以上で、山本議員の御質問に対するお答えといたします。
○議長(中井光幸君) 18番山本正宏君。
◆18番(山本正宏君) 再質問をいたします。 市長のお考え、前向きなお考えがあるということはよく分かりました。ここで質問は終わってもいいのでしょうけれども、私も一生懸命再質問、勉強してつくってきましたので、さらに御質問をさせていただきたいと思います。 この件に関しましては、問題の要因、インセンティブの一つは戦争であります。第2次世界大戦でナチス・ドイツ、ヒトラーは、ユダヤ人を迫害しました。ホロコースト、虐殺です。500万人のユダヤ人が犠牲になったということを知らせていただいております。戦争というのは全て残虐なもので、こんなものであろうと、このように理解をしているわけでございます。 ところで、生理用品に関してでございますが、市長御案内のとおり、「アンネの日記」、筆者は、思春期の15歳のアンネ・フランク、ユダヤ人でございますが、戦禍の中、逃避の過酷な境遇の中で生理の不自由さ、辛さ、悩みをその著の中で赤裸々につづっております。いわゆる「アンネ」のネーミングは、ここからの引用であります。 余談ですけれども、私、昔、映画を見た記憶がございます。中身はあまり理解しておりませんが、主役のミリー・パーキンスは非常に魅力的だったなと、この印象だけが残っているのですが、これは余談でございます。 今日現在、生理用品も高騰し、該当女性、これに関係する女性です。特に若い世代の20%、5人に1人が衛生用品の入手を我慢しているという生理の貧困を招いていると言われております。思春期の子を持つ家庭はどうでしょうか。 他のインセンティブ、要因の一つは、コロナであります。申し上げましたように、コロナの蔓延による困窮家庭の70%、サービス業に携わる若い女性が収入減を強いられ、ここで生理の貧困を被っていると、このように言われているわけでございます。 私個人の話になりますが、家族4人です。男は私1人です。女たちがアンネなるもの、この問題をどのようにクリアしてきたのか話題に触れることも、想像したこともなく、よそごとのように過ごしてきたわけでございます。 たまにテレビをちらっと見たりしますと、衛生用品の名称、ナプキン。私の認識では食卓にあるナプキンかなと、この程度。また、羽根つき云々、これはギョーザかなと、食い物かなと。このようなばかなイメージしかなかったのであります。ふざけて言っているわけではありませんが、これ真面目な話なのですが、それにつけても女性は大変だなと。私は1回も女性やったことありませんからよく分かりませんけれども、今さらながら女性を尊敬に値することだなと。女性、アクバル、これはアラビア語です。女性、偉大なりと申し上げたいわけでございます。 話を戻します。市長はSDGsを強く提唱しています。このテーマは、先ほどの御答弁にも触れられましたように、ジェンダー、男女格差、男女平等の範疇にあるわけでございます。 18歳まで医療費の無料化は、これは我が市の施策として大きな評価を得、まさしく画期的な政策であるというふうに思っているわけでございますが、さらには、先ほど御答弁にもありましたように、女性問題、子育て支援を市長は市政方針でも高らかにうたっているわけでございます。重点施策として推進していくと、このように抱負を語っているわけでございます。 画期的といえば、先日、令和4年8月17日、まだ1か月たっていないのですが、たまたまテレビ、ちょうどこの質問を練っている最中だったのですが、ちらっと横目でテレビを見ましたら、耳を私、疑ったのですよ。びっくりしました。それは、ちょうどタイミングのよさもさることながら、今まさに15か国の英連邦、今、エリザベス女王崩御で葬儀の最中にあるわけでありますが、連邦の所属しておりますかの地、スコットランドの自治政府が生理用品無償促進法、これを成立させたと、こういうニュースでございました。生理の貧困解消を目指し、自治体に対しても施行の義務を課すと、こういう性格のものだそうでございます。まさに世界初、画期的な法律を制定したということであります。 市長もいろいろな形で前向きに取り組んでまいるという所信、お考えを伺ったわけでございますが、何をするにしても予算はつきものでございまして、その辺のところは私もよく承知しているわけでございますが、市長、奇をてらう、これも政治家として非常に大事なことなのです。どこもやっていない。俺のところでやるのだと。これはまさに非常にすばらしいことでございまして、奇をてらって、ここでもう一つの画期的な政策として、自治体で初めというか、よくやったなと、これはすばらしいと。こうなると、市長、これだけで次の選挙は大丈夫です。よその自治体も追々、多分見習ってくるだろうと。18歳まで医療費無料化、これも先発でした。これをやりましょうよ。市長、この政策は私はすばらしいと思うのです。どこまでどういう範疇でもって、どこやるか、こういうことはあります、予算と照らし合わせながら、対象者もどうするこうする、全部やるわけにいきませんので、この辺は十分に検討・研究されて、実現に至るように強く期待をいたしたいと思いますが、改めて、市長、モチベーション、やる気あるかないか、これをお伺いいたしたいと思います。 併せて、教育長、アンネではないですけれども、思春期、子供たちを預かっているわけですから、当然教育長もその辺のところはいろいろ耳にし、平素考えておられてきたと思います。さらに教育長のお考えもお伺いいたしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 再開は11時15分頃といたします。 (午前11時01分 休憩) ────────────────── (午前11時15分 開議)
○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君) 山本議員の御質問にお答えしたいと存じます。 生理の貧困問題なのですけれども、答弁でも申し上げましたけれども、まず、経済的理由もそうなのですけれども、どちらかというと私は、羞恥心でなかなか相談をためらっているというか、そういう方が多くいらっしゃるのかなという思いであります。 議員おっしゃられたスコットランドの自治政府で、そういった画期的といえば画期的だと私も思っています。それと同時に、確かにSDGsでは、17の目標、169のターゲットの中の目標の5番目だったと思いますけれども、そこでは、ジェンダー平等、男女格差をなくすとかというふうなことも、これもまた掲げられております。 そういった中で、昨今の女性の生理用品については、特にコロナ禍で収入が減って、そしてまた、生活を切り詰める、その切り詰めている中に生理用品も入っている女性がいるというふうなことも伺ってございます。 ただ、やはり大事なことは、そういったいろいろなことに困っている、そういった支援が必要だといった方々が気軽に相談ができるような体制というのは私は取っていかなければならないと思っています。 最初の答弁でも申し上げましたけれども、非常にデリケートな問題ですので、そういう相談を受けやすいような体制も今後つくって行かなければならないだろうと思っています。 ただ、議員御提案がありましたように、これを北斗市がすぐ実施するのかということになってくれば、例えば女性の生理用品だけではなくて、もしかすると男性も、例えば尿漏れパットだとか、そういったものもあります。そういった予算も含めて総合的に判断していかなければならないなという思いは持っております。今ここで、これをやる、やらないということはなかなか申し上げづらいのですけれども、そういった予算や他の支援も含めた中で、総合的に判断してまいりたいと考えてございます。 私からは、以上でございます。
○議長(中井光幸君) 永田教育長。
◎教育長(永田裕君) 山本議員の御質問にお答えしたいと思います。 まず、学校における対応といたしまして、今現在、以前からなのですけれども、生理用品については、保健室のほうに常備しておりまして、必要なときに必要に応じて子供たちに提供している状況であります。 さらに、コロナ禍によって、生理の貧困というものが言われてから、学校保健会、それから養護教諭会と十分その辺の部分を協議しまして、子供たちが保健室に行きやすい環境づくりをどうしようかということで、各学校が女子トイレの個室の内外に手づくりのポスターを張ることによって、いつでも来てもいいのだよということを子供たちに周知しているところであります。 そのことによって、今まで遠慮がちに来ていた子が気軽に来られるようになったとか、また、いろいろな性に関する相談ができたとか、また、正しい生理の知識を、そのときにお話をすることができたということの、効果としては出ているところであります。 今後におきましては、これからの社会情勢がどのように変わっていくかはまだ分からないところもあるのですけれども、これまでと同様、学校保健会、それから養護教諭会と意見を交換したり、協議しながら、これからの対応をしていかなければならないと思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 18番山本正宏君。
◆18番(山本正宏君) 市長と教育長から御答弁いただきましたが、市長、私ちょっとトーンダウンしました。行政ですから、全部、陰の部分はあるのです、恵まれないのは。尿漏れパットだとか、年寄り、福祉を広げていったら。私、ワンイシューで質問しているのです。ワンイシュー、分かりますか、1点です。 特に、世界で初めての、外国といえども、ここまで重要な、いわゆるジェンダー、テーマなのです。福祉だとか寝たきりだと、尿漏れパットだとか、こんなことを言ったら、何もやらないと同じでしょう。がっかりしました。せっかく市長に、全部やれと言っていないのです。これに、ワンイシューに絞って、全部の女性ではなくても、一部でもいいではないですか。当然市長のお答えしているように、思春期の子供ですから、親にも言えない。独り親家庭で、父親だったら子供は相談する、恥ずかしい、言えない。同級生にも言えない。何だべと、病気かしらと。初めてメンスのあった子供は、私だけ病気になったのかなと、大変だと。これだけ心理的な刺激の強いというか、そういうときを経て、今終わっている人はいいのだけれども、恐らく市長、私が質問しているのは、ワンイシューなのです。決して福祉のことを言っているのではないのです。それを言ったら切りがない。あれもある、これもある。結果的に何もやらないのと同じという話です。 答弁のための答弁だったらがっかりします。私、市長の政治的な決断というか、そうか、これやろうではないかと。私の質問を聞いて、いいヒントだと思って私は質問しているのです。それを、尿漏れパットですか、私そんな質問していません。ワンイシューですよ。 市長に、これできたら、日本初めての大きなインパクトを与えるテーマです、これ。100のものを100やれと言っているのではない。100あったら五つでも六つでも七つでも、そうだなと。ソフト面は当然そうです。声なき声、これを救っていく。見えないものを見る。大人が行政が、そういうところを察知して、そして手当てをするということ。これこそが、市長が言うとおり、誰一人見捨てない、そのぐらいじゃないですか。国がやっているのですよ、外国と言えども。私はすばらしいと思います。外国ですから、どんな事情があるか分かりませんけれども。 私は、通告しながら、市長、北斗市のイメージ、これも、私もここで議員やっていて、うちのまちはこういうことをやっているのだと。現実に、18歳まで医療の無料化で移住・定住で流れてきているではないですか。18歳までです。これだって何ぼもかからないことだ、高くないのだから。ふれあい入浴券と大した変わらない、やるとすれば、予算的に。その辺のところは、事務方がよく研究して、どれだけかかるかと。やるかやらないか、答弁聞いていたら、ノーですよ、はっきり言ってがっかりしました。質問しなければよかったなというぐらいがっかりしています。市長、若いのだから、やるかと。よしと、何でそうならないのか。ほかの問題があるからなのかも分からないけれども、これは余談ですけれども。 教育長もそうだ。聞いていると、役所の中の役所の答弁です。市長は役人ではないのですよ、政治家ですよ。もう少し政治的に強烈な、市民に対して、俺はこうなのだと。市民も、うちの市長はこういうことをやっていると。我々も市民に対して、うちはこういうことをやっている、こういうことをやっている。これ悪いことではないです、はっきり言って。うちがやったらみんなまねしますよ。今まで函館市も18歳、10年以上も出遅れて、いろいろ事情があったのでしょうけれども、いいことはやらなければ駄目ですよ。画期的なテーマなのです。私のために言っているのではないです。私は関係ない、この問題は、男だから。 市長、もう少しその辺のところ。あえて私は予算のことも言いました。何かあれば予算だ、検討しますと。やらないということだ、俺に言わせれば。だから、やる気があるのか、ないのかと。ちょっとでもいいではないですか、100の中の三つでも四つでもいい。ほかのどこもやっていない。それによって救われる人、子供だから悩んでいる。親にも相談できない。同級生にも相談できない。こういう心理的なものがあると聞いてました。多分そうだと思います。この辺はもう少し、市長、俺、演説しているのではないのだわ。もうちょっとめり張りのある、そうかと、やるかと言ってみてください。明日の新聞、記者がいるけれども、どんと出ます。 ちょっとでもいい、やり方はいろいろあると思います。やる気があれば。私が聞いていると、いつも役所的な答弁で、きれいごとで終わってしまっている。これではちょっと寂しいね。何もごちゃごちゃ言わなくてもいいのだわ、これやる、あれやる。それを見ただけで、市長、光るのだわ。悪いことでないのだ。本当に泣いている子供たちがいるのです。その辺のところで、市長。俺、本当は2回でやめるつもりでいた。答弁聞いたら、ゼロ回答だなと。ゼロ回答です、捉え方としたら。尿漏れパット何関係あるのですか。 この辺、市長、今すぐやれとは言いません。大きなテーマだと思うのです。市長も言っているではないですか、ジェンダーの問題で、範疇の中の問題です。ただ総花的にあれもこれも。 これはどこの自治体でもやっているのですけれども、やっぱりめり張りつけて、スポット当てて、政策というのはそんなものではないですか。今からでも遅くありません。1人でゆるくなかったら、後で事務方と相談して、聞きたいと思いますので、もう1回答弁。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君) 尿漏れパットというのは一つの例として私は申し上げましたけれども、ここの本質部分というは、やはり生理の貧困なのです。議員おっしゃることも非常によく分かります。私が申し上げたのは、やっぱり羞恥心によって、なかなか相談しづらい部分もあるのではないかというふうなことでお話をしましたけれども、ただ、山本議員おっしゃるように、女性にとっては、特に思春期の女性にとっては大変重要な問題だと思いますし、また、デリケートな問題だと思っています。 どういう形でそういった女性に対して支援なり、そういったものを配布なりできるのか、また、その可能性も含めて、ちょっと勉強させてもらえればと思ってございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 5番伊藤洋平君。
◆5番(伊藤洋平君)
-登壇- 通告に従いまして、質問させていただきます。 1、高齢者の介護予防の取組に関する件。 少子高齢化社会が進む日本で、今後も割合が増え続ける高齢者がなるべく介護を必要とせず、自立した生活を送れるようにするには、早期の予防策を打つことが大切です。 北斗市では、充実した子育て支援に加え、高齢者が健康に生きていける社会の実現を目指すべく、現在、ふまねっと運動、各地域でのサロン活動支援事業、介護予防出前講座、介護予防教室「元気楽らく教室」、地域リハビリテーション活動支援事業など、様々な事業を実施しております。 しかしながら、これからもさらに進む高齢化社会に対し、個々のニーズに合った介護予防を目指すには、その状態に合った様々な施策を講じていかなければならないと考えます。 そこで、市はまだ行っていない介護予防サービスの中にある民間のフィットネスクラブなどを利用した通所型サービスC事業を実施してはいかがかと考えます。 通所型サービスC事業は、介護保険適用のサービスで、日常生活に支障のある生活機能を改善するための運動機能向上や栄養改善等のプログラムを短期間で行われるサービスで、利用者の個別性に応じてプログラムを複合的に実施されるものです。 専門的な知識を有する方に指導を行っていただき、退院された方や足腰やそしゃくが弱ってきた方たちが、これからも健康に生き生きと暮らすために、新たな選択肢として選ぶことができれば、高齢者の生活の質の向上につながることと思います。市長のお考えをお伺いします。 2、北斗市運動公園のリニューアルに関する件。 北斗市運動公園のリニューアル事業が、令和8年からの全面利用開始予定で進められております。リニューアルされた運動公園が完成すれば、地元のみならず道南圏域の広い範囲からたくさんの方々が足を運ばれることが予想されます。市民の皆様からも非常に期待が持たれる中、あらゆる可能性を想定して進めていくべきと考えます。 そこで、何点かお伺いします。 (1)スポーツイベントやお祭りなどが実施できる多目的広場としての活用も考え、施工されるのか。 (2)遊具または建造物に地元の木材などを活用したものを設置されてはいかがかと考えますが、予定はあるか。 (3)ほかの運動公園と差別化を図るべく、子育てに力を入れているまちとして、子供の運動能力が伸びるようなコンセプトを持って進められているのか。 (4)施工に当たり地域住民の要望などを取り入れて実施されているのか。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- 伊藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の高齢者の介護予防の取組に関する件についてでございますが、伊藤議員の御質問にありますように、通所型サービスC事業は、要介護状態になる前に、利用者の日常生活に支障のある点を改善するため、個々の利用者に応じて、医師や保健師などの助言を受けながら、理学療法士などの専門職が作成したプログラムに基づき、短期間で集中的に実施する介護予防サービスでございます。 市では、平成29年度から介護・予防日常生活支援総合事業を開始しておりますが、通所型サービスC事業の実施につきましては、理学療法士などの専門職の確保が課題となっており、現在のところ事業の展開ができていない状況でございます。 一方、団塊の世代が75歳となる2025年問題が迫り、新たに要支援となる方やチェックリストによる事業該当者が増加することが見込まれることから、個々のニーズに合った介護予防を行うことは喫緊の課題となっております。 こうした現状を受け、通所型サービスC事業は、通所型サービスを利用する方の新たな選択肢の一つであることと、介護予防や健康寿命を延ばすことを目的としていることから、提供すべきサービスの一つと考えており、早期にサービスの供給体制の確保に努めるため、改めて介護事業所や民間のフィットネスクラブへの意向等を調査し、直ちに事業実施に向けて検討してまいりたいと考えております。 2点目の北斗市運動公園リニューアルに関する件についてでございますが、北斗市運動公園につきましては、昭和53年に供用開始し、その後、スポーツ施設の増設及び敷地拡大を数回行い、現在のような多様な種類のスポーツを楽しめる公園となっております。 しかしながら、整備後40年以上経過している施設もあり、老朽化が進んでいること、また、公園利用者のニーズも変化していることから、現在の自由広場、花見広場、噴水広場を中心としたリニューアル工事を実施し、令和8年度からの全面供用開始を目指しているものでございます。 一つ目のスポーツイベントやお祭りなどが実施できる多目的広場としての活用につきまして、既存の陸上競技場も多目的広場として整備されており、市民スポーツの集いなどスポーツイベントの際は、これまでも十分に活用されてきた実績がございます。 また、今回のリニューアル工事では、現在の自由広場を再整備し、みんなの広場と呼ばれる約3,600平方メートルの全面天然芝グラウンドとする予定でございます。 この広場は誰でも自由に走り回り、寝転び、ボール遊びを楽しむことができますし、スポーツイベントやお祭りで利用することも可能でございます。 二つ目の遊具や建造物への地元木材などの活用につきまして、木製遊具の整備も検討いたしましたが、年数の経過に伴い、木材が細く痩せたり腐食するため、利用者の安全を第一に考え、できるだけ長期間供用可能なプラスチックやステンレスを用いた遊具を設置する予定でございます。 建造物につきましては、防災倉庫や屋外トイレなどを建築する予定でございますが、鉄筋コンクリート構造のため、外装材としては利用できません。しかしながら、内装材としては利用可能でございますので、建築工事の際は、できるだけ地元木材の活用を心がけたいと存じます。 三つ目の子供の運動能力が伸びるようなコンセプトを持って進めているかという点につきまして、令和元年度に策定した基本設計では、「スポーツ・遊びを通して市民をつなぎ、次世代に引き継ぐ運動公園」をコンセプトとして計画しております。 今まではスポーツを主目的とした方々が訪れる公園でございましたが、リニューアル後は、幼児から高齢者まで様々な方に、スポーツ以外でも御利用いただきたいと存じます。 リニューアルされる「冒険広場」、「よちよち広場」、「みどりの広場」には、大型複合遊具やインクルーシブ遊具、健康増進遊具などを整備し、ジョギングや散策を楽しむことができる最長1,200メートルの周回コースも整備されますので、遊びを通して多くの子供たちの運動能力の向上につながるものでございます。 四つ目の地域住民の要望などの取り入れにつきまして、令和元年度の基本設計の中で、総合体育館の
指定管理者の方や利用団体の代表として北斗市スポーツ協会の方、市内小学校の児童とその保護者を構成メンバーとしたワークショップを設置し、現状の課題を整理、把握した上で、公園の将来像を描いていただき、反映しております。 また、令和2年度には基本設計に基づいた整備構想を市ホームページに公表し、パブリックコメントの募集を実施しており、取り入れることができる御意見につきましては、令和3年度の実施設計の中で修正し、今年度から工事着手させていただいているところでございます。 以上で、伊藤議員の御質問に対するお答えといたします。
○議長(中井光幸君) 5番伊藤洋平君。
◆5番(伊藤洋平君) 再質問させていただきます。 ただいまの市長からの答弁、最初の介護予防の取組に関する件ですが、大変前向きな答弁をいただいたと捉えています。 実施に向けて進めていくということで、答弁でもお話ありましたけれども、これから2025年問題ということで、今の団塊の世代、昭和22年から25年あたりの方たちがいよいよ後期高齢者に差しかかってきまして、そこで大事になってくるのが、平均寿命と健康寿命ということでお話しさせていただきますと、今、2022年の厚生労働省の調べによりますと、2022年で平均寿命が男性で81歳、女性で87歳、それに対して健康寿命は、男性でマイナス9年、女性に至ってはマイナス12年ということで、これが何を意味しているのかというと、人生の後半に来て要介護状態となり、介護が必要な生活が何年も続くという状態になります。 そして、要支援、要介護の割合としましては、年齢的に75歳未満では僅か6%に対して、80歳になってきますと30%に急増してくる。こういったことから、いかにして健康寿命を延ばしていくかということが大切になってくるかと思います。 そこで、昨今言われておりますのが、フレイル対策とかフレイル予防が大事だということが言われていまして、このフレイルというのは、簡単に申しますと、健康と要介護の間の状態で、体の肉体的な衰えだけではなく、買物に出るのがおっくうだとか、人と会うのがおっくうになったとか、そういった心、そして社会生活のほうの衰えというものだそうです。 そうなる前に、できるだけ介護予防の取り組みをして、予防していくことが大事になりますが、それを対象者本人が何とかしようとしても、1人ではどうしていいのか分からなかったり、努力の仕方も分からない。そういったときに、最初の段階で、今、北斗市で行われている様々な取組を行っていくのもいいのですが、その選択肢として通所型サービスC事業というのは、民間のフィットネスなどで専門の方にプログラム等、その人の状態に合った形で組んでもらって、運動マシーンとかを使ったり有酸素運動を行ったりということをしていって、そこの一定の期間だけではなく、その後も運動習慣をつけて、自分の力で、できるだけ介護を必要としないようにすることが、高齢者が健康で生き生きと暮らしていける、生活の質の向上を高める上でも大切だと思っております。 今、御答弁いただいた結論はすごく前向きでしたので、それに関して、担当課長のほうでもいろいろお考え等があると思いますけれども、今、私が言いましたフレイル予防といったこと、または、通所型サービスCについて、どういったお考えを持っているか、お伺いしたいと思います。
○議長(中井光幸君) 田中保健福祉課長。
◎保健福祉課長(田中宏君) 伊藤議員の御質問にお答えします。 確かに伊藤議員のおっしゃるとおり、私たちはフレイル予防のほうには現在力を入れております。当然2025年問題を念頭に置きながら行っているということで、やはり健康寿命を延ばすということは、伊藤議員のおっしゃっているとおりだと思いますので、こちらのほう、私たちのリハ職の活用というのをもっともっと行わなければならないのかという思いでおります。なので、この通所型Cに関しましても、早速意向等を調査して、実施に向けて行いたいということで、さらに老健とかのリハ職でリハビリテーション事業等を行っていますので、そちらのほうの事業のほうも充実した事業を展開していこうかということで考えております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 5番伊藤洋平君。
◆5番(伊藤洋平君) ありがとうございます。 何回も同じようなことを言うことになると思いますけれども、2025年問題に向けて、今はまだ通所型サービスCというのは、そこまで多く利用されていないかもしません。実施されても、そこまで多く使われないかもしれないのですけれども、これから後期高齢者の割合が増えてくることによって、そこの需要も増えてくると思いますので、そういった状況を見ながら、積極的に取り入れるような形で進めていただければと思います。 1番の件は、以上で終わらせていただきます。 続きまして、2番の総合運動公園のリニューアルに関する件ですが、これは、私たちも令和2年の会派協議の中で初めて説明いただきまして、そこで、大変すばらしいものができるのかなと、楽しみに期待しているところですけれども、それ以降、ここに関する詳細をお聞きすることもなかったので、質問のほうで詳細を聞かせていただければという思いで質問をさせていただきました。 (1)から(4)番まで質問させていただいていますが、答弁でおおむね内容は理解できたのですけれども、細かな部分、私の思いも含めてお話しさせていただきたいのですけれども、(1)番のスポーツイベントやお祭りというところで、今現在の総合運動公園、自身でも様々な球場がある中に公園があって、それだけでも価値がある場所だと思っているのですけれども、それに加えて改修工事が行われて、函館で言いますと昭和公園であるとか、四季の杜公園みたいな、水遊びができたり、子供が半日駆け回って遊べるような公園になると思っていますので、そこを人が集まる場所として、さらにイベント等を組んでいろいろなことがやっていければいいのではないか、そういったことを考えられて進められていると思いますが、今の御答弁からいきますと、自由広場というところを活用して、芝生になるということなので、そこで飲食等のテントとか、そういったのを張り出してイベントを行うことができるようになるのかなと思うのですが、具体的なところとしてどういう構想を持っているか教えていただければと思います。
○議長(中井光幸君) 新井都市住宅課長。
◎都市住宅課長(新井貴行君) 伊藤議員の御質問にお答えいたします。 先ほど市長の答弁にもございました、みんなの広場につきましては、天然芝になっているものですから、露天のテントなどは出店可能だと考えておりまして、すぐ隣の総合体育館との間の部分になるのですけれども、そちらにつきましては、エントランス広場というものになりまして、インターロッキングにより整備されるものですから、そちらに例えばキッチンカーを置きたいだとか、そういうことも可能になると考えております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 5番伊藤洋平君。
◆5番(伊藤洋平君) みんなの広場のほうは使えるということで、大体想像しているような使い方ができるのかなと思いました。 いろいろな活用方法が考えられると思うのですけれども、例えばみんなの広場のほうにはバーベキュースペース等もできるというふうに確認しておりますので、そういった環境も考えて、例えば最近アウトドアなどではやっているモルックとか、そういった競技にも適しているのかなとも考えられるので、現在そういう考えはないとしても、いろいろなことができるように周りに周知、こういうこともできますというふうに周りに周知していただいて、幅広い方に活用していただくようにPRしていっていただきたいと思います。 (2)番の建造物に地元の木材などをというのは、先般、森林・林業・林産業活性化推進議員連盟のほうで松前のほうに研修に行かせていただきまして、そこで見た松前中学校が、本当に公立の学校とは思えないぐらい、松前杉が使われた非常にすばらしい建物であって、その環境をじかに見ますと、木の温もりがあって、教育環境としても非常にいいだろうなと思いました。 それで、公園という場所なので、どうしても屋外の環境で劣化等も心配されるというので、御答弁のとおりであると思うのですけれども、例えばベンチですとか、使えそうなものに木材とかを使って作ることによって、公園なので、自然とマッチした環境で、居心地のいい場所になるのではないかと思いまして、少しでもそういったものを活用しながら、居心地のいい場所にしていっていただければという思いで質問させていただきました。 (3)のほうですが、子ども・子育てに関して力を入れているまちとして、何かコンセプトを持ってやることによって、注目、興味を持っていただけるかなと思いまして、質問させていただきましたが、これは一つの例で、いろいろな健康増進の器具とかも用意されるということで、健康増進をコンセプトとしたような、次世代に引き継ぐ運動公園ということで言われていましたが、何かそういったことをコンセプトに、周りにPRできるような形で進めていってほしいなという思いでいました。そういった形で、何も特に周りの公園と変わらないというよりは、差別化を図るような形で、こういうものを表に打ち出して考えていっていただければいいなと思って出させていただきました。 最後の施工に当たって地域住民の要望を取り入れているかということなのですけれども、これは個人的な勝手な思いで、地域住民からの意見をワークショップなどで聞いて、いざ出来上がったらあまり取り入れられていないのではないかということがないように、実際に取り入れられているのかということを確認させていただきたいなと思い、質問させていただきましたが、実際、具体的にどのような意見があって、今回、今現在、ホームページ等で確認できる内容のどの部分に反映されているかというのが、分かる範囲でいいのですけれども、教えていただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中井光幸君) 新井都市住宅課長。
◎都市住宅課長(新井貴行君) 伊藤議員の御質問にお答えいたします。 ワークショップにつきましては、令和元年10月と12月、翌年の2月の3回開催しておりまして、当時の各体育協会、総合体育館の管理者、また、児童及びその保護者を3班に分けまして、最大15名の参加者で行っておりまして、テーマにつきましては、第1回が「こんな公園になったらいいな」、第2回が「導入する施設について考えよう」、第3回が「完成予想図を見てみよう」といった内容で行いました。 出された意見といたしましては、親水広場は、中に入れるようなものがいいだとか、木が多過ぎて見通しが悪いだとか、バーベキューコーナーや、周辺にはアスレチック遊具やターザンロープなどがあるといいだとか、子供の遊び場が欲しい、夜が暗く危ない、灯具を増やしてほしい。多目的に使える芝生の広場が欲しい。野球のアップスペースが欲しいなどという様々な意見がありまして、それをワークショップの中で、全体で一つの完成予想図として作っております。取り入れることのできる御意見というのは、ほぼ完成予想図の中に取り入れた形で基本設計としております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 5番伊藤洋平君。
◆5番(伊藤洋平君) ありがとうございます。大体具体的な内容というものは分かりました。 それで、住民の意見を取り入れるとなっても、様々な意見が出てくると思いますけれども、それを全部取り入れるということはできないと思いますので、その中から取捨選択して行われるものと思っておりますけれども、公共の公園ですので、できればほかの公園にないような迫力あるというか、楽しい遊具があればいいと思うのですけれども、楽しさだけではなく、そこと両立して安全性も考えないといけないものと思っておりますので、そういったものを考えられて進めているのかなと思います。 総合運動公園、リニューアルするということで、これだけではなく北斗市の様々な施設、私もアウトドアなどでキャンプ場等も、ほかの議員からも質問が出ていましたが、どれもその施設自身が今現在でもすばらしくて、さらにそこを磨き上げていってほしいという内容のものが多いと思います。これからリニューアルに向けて動いていく中で、様々な課題等もあると思いますが、そういったところをできるだけいい形で、すばらしい場所になるように進めていって、運動公園周辺をフル活用するという気持ちで進めていただくことを切に願いまして、質問を終わらせていただきます。
○議長(中井光幸君) 昼食のため、暫時休憩いたします。 再開は午後1時頃といたします。 (午前11時57分 休憩) ────────────────── (午後 1時00分 開議)
○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 3番前田治君。
◆3番(前田治君)
-登壇- それでは、通告に従いまして、質問いたします。 1、施設照明器具リース契約に関する件。 施設照明器具のリース契約問題について、市民有志から住民監査請求が出されていました。8月29日、北斗市監査委員は、監査請求を棄却する決定をしましたが、監査内容に疑問な点があります。 また、第1回及び第2回定例会において、同質問に対する市側の答弁に誤りが見受けられました。 以下の点についてお伺いします。 (1)令和元年12月5日付、北斗市スポーツセンター電気
設備等更新(LED化)の提案についての市長決裁が起案され、起案書には、イーシームズ株式会社が起案者として、市役所本庁舎、上磯中学校、七重浜住民センター、スポーツセンターの4か所の見積りが記載されているとのことでした。 随意契約の理由として、
地方自治法施行令第167条の2第1項第7号(時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みがあるとき)の規定により、随意契約を締結すると明記されていますが、監査委員は、時価に比して著しく有利な価格の根拠をどのように認識したのか。 (2)スポーツセンター照明器具借上については、試験的導入を理由に、「指名願い」の提出を免除しているが、監査委員は、試験的導入の場合、指名願の提出を免除できるという根拠をどのように認識したのか。 (3)市は、イーシームズ株式会社以外に市内事業者に工事を行わせることを条件に、リース事業のできる事業者がいなかったと説明しているが、監査委員はどのような根拠で、同社以外にリース事業者がいなかったと理解したのか。 (4)市の議会に対する誤った答弁は極力避けるべきですが、万一誤った答弁があった場合、市はどのような対処を考えているのか。 2、旧統一教会及び安倍元首相の国葬に関する件。 旧統一教会は、先祖の因縁や地獄への恐怖を植え付けて、献金や霊感商法を強要する極めて悪質で反社会的なカルト集団です。家庭崩壊や人権侵害などが今も引き起こされています。 そんな破壊的な組織と深く関わり、思想的にも選挙でも一体となって結託してきたのが政権党である自民党です。 岸田政権は、追求逃れのために関係閣僚7人を交代させましたが、新しい閣僚でも8人が旧統一教会との関係を認めました。もはや旧統一教会と関係のない人物で内閣をつくることができない異常な実態です。 また、旧統一教会との関係は、地方首長や地方議員にも及んでいます。その中、安倍元首相の国葬問題が大きく報じられています。そもそも安倍元首相は、政治の私物化や国会での虚偽答弁を繰り返すとともに、旧統一教会と深い関係を続けてきた人物です。世論調査では、多数の国民が国葬に反対しています。私はこうした国民の声とともに、内心の自由を脅かす国葬にはきっぱりと反対するものです。 以下の点についてお伺いします。 (1)旧統一教会に対する市長の認識について。 (2)市長の議員時代も含め、これまでに旧統一教会または関連団体と何らかの接触があったかについて。 (3)安倍元首相の国葬に対する市長の認識について。 3、8月の豪雨災害に関する件。 北斗市において、昨年11月、そして今年8月には2回にわたり豪雨災害が連続して発生しています。これほど頻繁に災害が発生していることを考えると、今後も豪雨に見舞われることが心配され、3回の災害を教訓に、考える手立てを早急に進めることが必要と考えます。住民からの要望等も寄せられています。 以下の点についてお伺いします。 (1)豪雨が屋根や窓をたたきつける音で防災無線が全く聞こえないとの声が寄せられています。戸別受信機設置の前倒しを行い、早急に実施すべきと考えるが、どうか。 (2)市道矢不来茂辺地線の一部が昨年、今年と豪雨による路盤流出が起きており、根本的な対策が必要と考えるが、どうか。 (3)避難所まで歩いていけない高齢者等の搬送体制についてお知らせください。 (4)樋門・樋管の管理方法と災害時の対応についてお知らせください。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- 前田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の施設照明器具リース契約に関する件のうち、一つ目から三つ目までにつきましては代表監査委員より答弁いたしますので、私からは四つ目の万一誤った答弁があった場合の市の対処についてと、2点目の旧統一教会及び安倍元首相の国葬に関する件及び3点目の8月豪雨災害に関する件についてお答え申し上げたいと存じます。 1点目の施設照明器具リースの契約に関する件のうち、四つ目の万一誤った答弁があった場合の市の対処についてでございますが、誤った答弁は極力避けるべきとの御指摘はごもっともであり、万が一誤った答弁があった場合につきましては、その事実が判明した時点の直後の市議会において修正等を行わせていただきたいと存じます。 なお、あくまでも都度の状況によりますが、市議会の御了解の下、暫時休憩となる場合には、資料等を確認するなど、適切な答弁内容に努めてまいる所存でございます。 2点目の旧統一教会及び安倍元首相の国葬に関する件についてでございますが、一つ目の旧統一教会に対する私の認識につきまして、7月に発生した安倍元首相の襲撃事件以降、この団体に関しましては、報道等による情報を承知しているのみであり、団体についての認識として特段申し上げることはございません。 二つ目の旧統一教会または関連団体との接触につきまして、議員時代も含め、私個人としても、また、市としても一切接触はございません。 三つ目の安倍元首相の国葬に対する認識につきまして、これは政府が決定したことであり、私が北斗市長としての立場で特段申し上げることはございませんが、在職日数で歴代最長という長きにわたり、我が国の首相という重責を担い、震災からの復興や日本経済の再生などに御尽力されてきたこれまでの多大な功績に敬意を表し、心から御冥福をお祈りするものでございます。 3点目の8月の豪雨災害に関する件でございますが、一つ目の戸別受信機の設置につきまして、来年度予定している防災ラジオの導入に向けて、現在、来年3月までの工期で戸別受信用電波中継施設の整備工事を行っているところであり、今後、防災ラジオの配布等に関する実施計画や運用方針等を決定し、早急に取り組んでいく考えでございますが、これ以上前倒しして実施できるものではございません。 なお、災害等緊急時の情報伝達につきましては、予期せぬ災害の発生時点で、様々な状況下にある市民一人一人に対し、正確かつ迅速に情報を伝えるため、情報伝達の多重化を基本方針とした取組を進めており、防災ラジオの導入によって全てが解決できるものではないことも御理解いただきたいと存じます。 二つ目の豪雨により路盤が流出した市道矢不来茂辺地線の根本的な対策につきまして、前田議員の御質問にありますように、市道矢不来茂辺地線は、豪雨時に車道部の路盤が流出し、車両の通行に支障を来す場合がありますが、状況を確認し、早期復旧に努めているところであり、現在の市道の利用状況から、今後につきましても同様の対策を考えているところでございます。 三つ目の高齢者等の搬送体制につきまして、避難行動に支援が必要な方は、町内会などの
自主防災組織が主体となって、避難支援を行う共助を基本とした取組を推進しており、この共助が適切に機能し、実効性のある避難支援を確保するためには、災害対策基本法に基づく個別避難計画の策定が必要であることから、現在、庁内の関係課と連携しながら作業を進めているところでございます。 四つ目の樋門・樋管の管理方法と災害時の対応につきまして、市が管理している樋門・樋管は、平常時の管理として、ゲートの操作確認など、施設点検を地域住民への委託と併せ実施し、また、増水時の管理として、市による樋門・樋管の開閉作業などを行っております。 災害時の対応につきましては、増水時に市より現地確認を行い、状況に応じた樋門・樋管の開閉作業を行っているところでございます。 以上で、前田議員の御質問に対する私からのお答えといたします。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君)
-登壇- それでは、質問にお答えする前に一言申し述べさせていただきます。 監査委員は、監査において秘密はもちろんのこと、知り得た事項はみだりに公表しないことが原則となっています。 したがいまして、監査結果において述べた事項以外の答弁は基本的には控えさせていただきます。 それでは、前田議員の質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の施設照明器具リース契約に関する件の一つ目、時価に比して著しく有利な価格の根拠をどのように認識したかについてですが、市の説明では、令和元年12月5日付の起案については、令和2年度のスポーツセンター試験施工の予算化に向けた検討段階において、
地方自治法施行令第167条の2第1項第7号の規定を想定した起案となっていますが、その後、市は検討を重ねた結果、令和2年3月23日付の起案において、同令第167号の2第1項第2号の契約の性質または目的が競争入札に適しないの規定を市に適用し、第7号は参考として補足したものとの説明を受けております。 監査委員としては、住民監査請求の請求を受け、調査を行った結果、LED照明器具の設置施工については、北海道建設部営繕工事積算要領に基づく積算価格により安価であること、また、市が主張する包括的な費用に基づく、年間のリース額とLED化による電気料金を含む維持管理経費の削減効果額がリース額を上回っていることが確認できたことから、根拠として認識したところであります。 二つ目の指名願の提出を免除できるかという根拠をどのように認識したかについてですが、指名願については、競争入札においては必要な文書ですが、随意契約においては必要な文書ではないと認識しております。 三つ目の契約事業者外にリース事業者がいなかったと理解したのかについてですが、令和2年度に試験施工したスポーツセンターを実施する以前において、本事業と同様の包括的な事業提案があった事業者は1社のみであったと述べているところであります。ほかにリース業者がいなかったと理解しているものではありません。 以上で、前田議員の御質問に対する私からのお答えとさせていただきます。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) それでは、再質問させていただきます。 限られた時間の中での再質問ですので、絞って質問したいと思うのですけれども、私は、監査委員の住民監査請求に対する決定を見まして、ちょっと驚いたところがありました。何かというと、13ページに見積書及び予定価格は適正かというところの項目で、監査委員は、見積書については、市から提供された各施設の灯具の型式や数量を基に計算しているが、具体的には、業者からの提案であり、その後の説明の中で、市と業者との間で合意形成がされていたものと推察されると。予定価格についても、合意形成されていたのであることから、合意した金額と異なる予定価格を設定する必要はないと考えると。ちょっとこれはびっくりしたのですけれども。 市のほうにお伺いしますけれども、電友会との関係、前に何度かお話ありましたけれども、電友会というのは、市内の北電指定電気工事業の方々で構成されているというふうにネットではなっているのですけれども、電気工事の業者が北斗市内に何社あって、そのうち何社が電友会に加入されているのか、お知らせください。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) 前田議員の御質問にお答えいたします。 電友会加盟の数ですけれども、17社となっておりまして、市内に電気事業者は何社あるか、こちらについては、こちらのほうでは押さえていないところでございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) この文書から推測するには、まず、イーシームズから見積書が上がってきたと。それを市と協議して、ここはちょっと高いのではないかとか、電気の球をもっと安くならないかだとか、工事費の値段を安くできないかとか、いろいろ協議をして、それをイーシームズが検討しますと持ち帰って、電友会に持っていって、そこで、下げてくれないかという要望があるのだけれども、どうだという、そういう中で、できる、できないとかを調整して合意形成がされたと読み取れるのです。私はそういうふうに読み取れるのですけれども。 それで、監査委員のほうに聞きたいのですけれども、この文書を見てびっくりしたのは、読みようによっては、談合に当たらないか心配するのです。なぜかというと、契約もしていないのに、交渉の段階から既に電友会ありきです。まだ契約もする前に最初から電友会ありきで進むということ自体、談合に当たるという規定なのです。 談合に当たる例というのは幾つかありまして、四つに分かれていまして、その中の一つが、受注業者の指名及び暗示という項目、これに抵触しないかということが心配でした。 それからもう一つ、特定事業者への秘密情報漏えい。これは、予定価格や入札を予定している業者の名称を漏えいする。予定価格、つまり見積りでもって、これをもっと低くできないかと言って、それを知らせて、できる、できないか議論してもらって、それで合わせたものが予定価格になっていく。これが特定受注者への秘密情報漏えいに当たらないのかということです。 それから、特定業者のほう助というのもありまして、何かというと、特定の業者が排除される図式。つまり、私さっき聞いたのは、17社が電友会に加入されていると聞きました。もしそれ以外に、電友会に加入されていない電気工事業者がもしいたとすれば、特定の業者が排除される図式です。電友会に入っていない業者が加われないという図式が最初からできてしまっている。 私は、監査委員のほうでつくられた文書を見て、談合にはならないのかという、ちょっとざわっとする感じを持ったのですけれども、監査委員、どうですか、その辺り。
○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 (午後 1時24分 休憩) ────────────────── (午後 1時25分 開議)
○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) 失礼しました。 御質問の内容については、電友会のことを含めた質問でありますが、監査委員としては、住民監査請求に係る監査結果に記載しているとおりの中身であって、それ以外についてはお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 議長、ちゃんと注意してください。独立機関ですから、あってはならないことです。 私はそういう心配をしているのです。監査委員というのは、御本人もよく御存じだと思うのですけれども、監査委員の大事な役割として、地方公共団体は、その事務を処理するに当たって、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないという
地方自治法の趣旨にのっとってなされているかどうかについて、特に意を用いなければならないとなっているのです。つまり、監査委員の幾つかの目的の中の大きな一つとして、最少の経費で最大の効果を上げるように、そういう役割を持っているのです。 もしこれが私が心配する談合に当たるとしたならば大変なことでしょう。それを監査委員が見抜けなかったのか、見抜かなかったのかよく分かりませんけれども、そういうことの基本的な話です。 私は、住民監査請求で様々な訴えがありました。それについてしっかりと答弁してもらいたい。決定を出してもらいたいと思う中で、こういうものが出てくるというのが、何だろうというふうに正直思ったのです。 発注者側が業者と契約する前に値段の調整をしているのです。このこと自体をよしとするのでしょうか、監査委員は。そういう姿はあっていいとやるのですか。もしそれをよしとしたら、これからどうなっていきますか、今後こういう問題が起きたときに。全部言い値でやってちょうだいということを監査委員が認めるということなのです。帳簿を確認し、しっかりと精査するのが監査委員の権限です。私たちは見ることができないのです。住民の負託を全て、監査という立場で背負っているわけですから、お答えできませんという話になりますか。もう1回答えてもらえませんか。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) 今回の件については、要するに事業提案を受けて、それを市と業者が検討して、検討というか、交渉した結果として価格が決められていると思っています。そういう流れだと思います。 ですから、これも監査結果の中に記載していますけれども、そういった内容で確認というか、監査のまとめとしていますので、これは中を読み取っていただきたいと思います。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 監査委員が書いた文書なのです、これ、分かりますか。秘密事項でも何でもなくて、監査委員が自らそれぞれに聴取して、着目点をしっかり整理して書いた文書なのです。私はこれを誇張しているわけでも何でもなくて、この文章自体が分からないのです、本当にこれが実態なのかということが。それで聞いているのです。 それが、監査委員が業者も決定されていない、価格も分からない状態で特定の業者と言い値で話し合っているわけです。そして交渉して、もっと下げてくれと言えば、イーシームズが電友会に出かけていって、これもっとこうならないかと何とかとやっている姿が見えてきてしまうわけです、これだと。そういうことです。それが談合にならないかということなのですよね。そういう視点は持たれないのでしょうか、監査委員として。どうですか。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) あくまでも業者と市の交渉なので、これは談合だとは考えられません。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) びっくりしました。 次に行きます。 住民の皆さんが今の監査委員の答弁を聞いてどう考えられるか非常に心配です。 それから、二つ目の指名願の件です。 随意契約だから指名願は必要ないと考えたという話でした。随意契約したかどうかというのは、結果論ではないですか、違いますか。結果として、随意契約したのであって、総額1,300万円以上の契約に対して、指名願は必要ないのでしょうか。もしかしたら、監査委員の言われるとおりだとすれば、仮に正論だとすれば、その業者が、指名願というのは、そもそも業者の実績やら経験やら技術やら信用性やら、全てを指名願によって審査をして、この業者であれば間違いないということで指名願を出させるのではないですか。こういう業者だったら、私は賛成しませんけれども、随意契約でいきましょうと、そういう手順ではないですか。 もしイーシームズがとんでもない業者だったらどうしますか。とんでもない業者ではないという保障は何がありますか。悪徳業者かもしれませんでしょう。倒産寸前の会社かもしれないでしょう。そこを分からなくていいのでしょうか、指名願、随意契約だから必要ないと考えたのでしょうか。その理屈はおかしくないですか。お願いします。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) この件についても、監査結果の報告書の中に書いてありますので、中身を読み取っていただければと思いますけれども、指名願については、競争入札の場合は、それぞれ何社かの中身を見るということもあるでしょうけれども、出してもらっているということです。 随意契約については、必要ないという認識をしております。これは先ほどお答えしたとおりです。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 監査委員の監査の視点が私はよく分からないのですけれども、先ほど言ったように最少の経費で最大の効果を上げる。しっかりとした契約かどうかをチェックする。間違いがあれば正す、訂正させる、直させる、これが監査委員の仕事ですよね。市がこう言ったから、そうです。ああ言ったから、こうです。こうやってきたから、こうです。監査委員の向かっている見方が私には理解できないです。残念ながら。 それから、三つ目のリース業者がほかにいなかったということについての質問に対してなのですけれども、請求者側はこう言っている。国内にリース事業者はあまたいると。だから競争入札すべきではなかったかということです、主張しているのは。監査委員の報告では、それが一切触れられていないのです。2社以上の競争入札はできなかったのかという着目点について、地域経済の活性化を図る観点から、市内事業者の育成を考慮したものであり、競争入札に適さないものであるという市の判断に違法、不等な点は認められない。全然話が違うでしょう。工事事業者がどうこうではないのです。リース事業者があまたいるのに、なぜ1社なのだということに対する答えが一切出ていないのです。答えてもらえませんか、それについて大きな疑問なのです。リース業者はいっぱいいるのですから、どこのリース業者がやろうが、工事を北斗の事業者にやらせれば、結果は一緒ではないですか。あるいはもっと安くなるかもしれません。 電気料金の効果だって、球をチェンジして、工事して設置したら、LEDにしたら電気料金が下がるのです。その経済効果は、どこの業者がやろうと大差ないのではないですか。イーシームズがやったから電気料金が下がったなんてことはないでしょう。私の家も何年か前に全部LEDに取り替えましたけれども、ぐっと値段下がりました。関係ないのです、どこの業者がやろうと。 そのことを、請求者の訴えに正面から答えていない回答です。今、答えられますか、お願いします。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) この件についても、先ほどお答えしましたが、スポーツセンターの事業については、その時点では、調査から施工等を含めた包括的な事業提案であったということで、その事業者は、その時点では1社しかなかったということです。 リース業者はほかになかったかということについては、ほかにあるとは思っていますというふうに先ほどもお答えいたしました。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) ほかにリース業者があるということを認識しているわけですね、監査委員は。どうしてそうしなかったのかという、市側に問合せしなかったのですか。業者がいるのにどうしてしなかったのかという。
○議長(中井光幸君) 野口代表監査委員。
◎代表監査委員(野口秀一君) これも先ほど申し上げたように、イーシームズ社というか、その事業者から事業提案を受けて、交渉したときには、同様な包括的な事業提案というものが出されているのはイーシームズ社だけだったというふうに理解して、監査結果の報告書の中にもそういうふうに記載してありますので、そこを読み取っていただきたいと思います。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 時間もありますので、その後、髙村議員や新関議員も同じような、関連した質問が出てくると思うのです。そこに譲るとして。 私、今お話を聞いて、正直、落胆しました。きちんと答えてくれない。監査委員自らほかの業者にできないかということでやっても的外れの回答が来るし、指名願も取らないで特命随意契約に走ったことについても何の批判も持っていないし、談合ではないかという疑いを私は持っているのだけれども、それに対してまともな、違うという返事も来ないし、ちゃんとした説明がない。これは残念です。これであれば市民の懸念がますます広がっていくということを申し上げておきたいと思います。 次の質問に行きます。 統一教会の問題、市長、あえて統一教会が何をしてきたかということくらいは分かっていませんか。宗教を隠れみのにして悪徳商法をやってきた詐欺集団です。ターゲットを見つけたら、最初に相手に非常に親切に接して、その相手になり、その中で悩みや不安を聞き出して、不安をあおって、献金をすれば何代前の祖先まで救われるなどと追い込んで、貯金だけではなくて家や不動産も手放すように仕向けていく。知らず知らずのうちにマインドコントロールされて、恐怖感と罪悪感を植え付けられて、いつの間にか組織の思うままにされて、信仰しないと地獄に堕ちると脅されて、精神的にも肉体的にも経済的にもむしばまれていく。これが統一教会の実態です。 被害者を救済しようということで、全国霊感商法対策弁護士連絡会というのがつくられていて、旧統一教会の霊感商法、高額献金の被害は把握しているだけで、これは1989年以降ですけれども、3万4,537件、被害総額は1,237億円にも上ると。これは、被害を訴えられたもので、氷山の一角だと。実際にはその100倍あるだろうと言われている。歴史にもないくらいの物すごい被害を被っているわけです。それについてきちんとした感覚を持っていないのでしょうか。とんでもないというふうに言えないのでしょうか、市長。とんでもない団体だということを言えないのですか、どうですか。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君) 前田議員の御質問にお答えしたいと存じます。 答弁で申し上げましたように、7月に安倍元首相が襲撃されたと。それ以降、旧統一教会というものが、今、議員おっしゃられたように、私の認識では、報道だけを見れば、例えば印鑑だとか壺を売った、要は霊感商法をやっているとか、その程度の認識です。要は、それ以上のものは、国会で議論されたとか、必要な事項はありましたでしょうか。 私の認識としては、先ほど答弁で申し上げましたけれども、安倍元首相の襲撃以降、旧統一教会に関して、報道等による情報は認識していると。要はその話です。 ただ、今、議員がおっしゃったようないろいろなことが、どこでそれは議論されていましたか。国会かどこかで議論されていましたか。今後、もしかしたら通常国会の中で出るのかもしれませんけれども、あくまでも今言ったように、霊感商法であったり、そういった社会的な問題があった団体だというふうに認識してございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 入手しているのは、さっき言った弁護士連絡会の情報です。主にそれ、あと、ネットやテレビを見ると同じような情報がどんどん入ってきています。普通にたくさん。国会がどうこう、国会でももちろん議論されています。普通にこれは流れている情報です。別に特殊な情報ではありません。 市として、統一教会による被害について、何か被害があるとか何とかという把握はされていることはありますでしょうか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) 前田議員の御質問にお答え申し上げます。 市として、市内でまたは市民で、こういった統一教会に関する被害等の情報については寄せられておりません。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 市長は、もし今後、統一教会や関連団体から何かの接触なり何かがあった場合、それをきちんと対応、断るというか拒否するというか、そういう立場でいらっしゃるのかどうか、そこをお聞きします。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君) 統一教会だけではなくて、あくまでも問題のある団体、そういったものに対してはなるべくというか、関与しないというふうな姿勢でございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 国葬問題ですけれども、市や教育委員会に対して国から、安倍元総理の国葬についての何か通知のようなものは来ているでしょうか。来ているとすればどんな内容でしょうか。あるいは国葬への案内みたいなものとかは来ているのでしょうか、お知らせください。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) お答え申し上げます。 国葬に関しましては、一切、国から通知文書、案内等は来ておりません。今朝の新聞報道を見ると、全国の知事、政令都市の首長に案内したという報道の情報ですけれども、それを今朝、私も知ったところですけれども、市に案内等は来ておりません。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 小坂教育次長。
◎教育次長(小坂正一君) 前田議員の御質問にお答えしたいと思います。 教育委員会サイドといたしましても、学校に対する国、道からの通知等は一切、今のところありません。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 国葬に関連して、市や教育委員会で何かされる予定とか、半旗を揚げるとか含めて、何か考えていることはあるのでしょうか。やられる予定はあるのでしょうか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) お答え申し上げます。 まず初めに、最初に市長の答弁にもあったようなところもございますけれども、まず、国葬に関しましては、全国的に様々な世論や賛否、報道されております。一種のイデオロギーとして社会的論争にもなっております。 そんな中で、まず、弔意を表明した自治体なんかも新聞報道されています。そういった自治体に対して、例えば脅迫メールが送られてきているだとか、そういったことも報道されておりますので、まず、こういった現状を鑑みますと、前田議員の御質問にあったことに対する答弁で、例えば市民の安全や安心が脅かされるようなことがあってはならないと。そういった意味では、慎重を期さなければならないと考えております。 ただ、先ほど市長の答弁にもあったように、憲政史上最長の首相という重責を担われたということに対して、市長の答弁にあったように、御冥福をお祈りするという状況で、今後ということについては、現時点では、決定的なお話はまだできるものではございません。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 永田教育長。
◎教育長(永田裕君) その通知は先ほど、来ていないということでございますので、教育委員会側から学校側に対しての何らかのアクションをすることは今のところ考えてございません。 以上です。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 何もしないでほしい、これが私の願いです。よろしくお願いします。 災害の関係です。防災ラジオの関係です。今、中継施設をやっています。この設置はもうどうしようもないと思うのですけれども、これと並行して、例えば防災ラジオの設置をこういうふうに配置する、年度で計画を組むとか、どの地域は何年かけてやるとか、ラジオの価格を無料にするとか、有料にすればどうするとか、これはFMいるかとの関係で打合せするということで、今、工事を進めているさなかに、それも並行してやりながら、少しでも早めていくというような計画になっているのでしょうか。その辺、お願いします。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、中継施設の整備工事、現在、来年の春までの予定で進めておりますが、新年度、来年度の防災ラジオの導入ということを考えたときには、今年度中に並行して、配布計画、今お話しされていたような、有償にするか無償にするか、1台1万円ぐらいの価格のラジオなのですけれども、それを無償とする場合、何歳以上の高齢者なのかだとか、独居老人なのかだとか、そういった部分で基準を今後検討していかなければならないと。そのためには、まず、それを決めるに当たっての基礎データというものの整理が必要であるといった段階でございます。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 防災ラジオの配置の開始はいつからになると考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) まず、令和5年度の予算計上を目指して進めていくことになりますので、ただ、今、予算計上に向かっての準備というのはまだ進んでおりませんので、具体的な時期は決まっておりません。 ただ、令和5年度の予算で計上する以上は、令和5年度の早い時期に納品してもらって、今年度つくる計画に基づいて配布を進めていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 来年から配布が始まるという予定で進むということでいいのですよね。今そういう答弁だったように聞こえたのですけれども、そういうことですよね。令和5年度から配置を進めていくという計画で、予算計上していきたいということで聞こえたのですけれども、そういうことでよろしいですね。 避難所の問題です。この前、私、雨のときに避難所に向かったのです、当別の石別中学校に。お年寄り2人が歩いてくるのです、坂道。止めて、乗っていきなさいと言ったら乗ったのですけれども、話を聞いたら、消防車が来たというのです、家にまで。乗っていきましょうと言われたけれども、お年寄りには消防車のステップが高くてとても乗れないと。お断りして歩いてきたというのです。 そういうことを含めて、命に関わる問題なので、高齢者の人でも安心して乗れるような車の種類というのですか、それを含めて検討できないのかなと思うのですけれども、どうでしょうか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) お答え申し上げます。 高齢者等の避難につきましては、まさに先ほどの市長の答弁にもございましたように、避難行動に支援の必要な方々に対しては、町内会などの
自主防災組織が主体となって避難の支援を行うと、こうしたことの取組を進めております。 先ほど議員の質問で消防という話がありましたけれども、消防は救助活動という趣旨で、高齢者を助けるということで、例えばその住宅の周りが浸水していて避難できない状況にあるといった場合に、消防等が救助を行うというものですので、基本的には、避難行動に支援が必要な方々は、その地域の防災組織において避難の支援を行うと。 これは国における災害対策基本法の改正に基づいて、今後、避難の個別避難計画というものが市町村の努力義務化されておりますので、こういったものの中で、前田議員から今お話あったことも含めて、詳細を今後検討して、計画策定を進めていくことになっております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 3番前田治君。
◆3番(前田治君) 樋門・樋管の関係です。 私の耳に入った中で、いざというときに、樋門がさびついていて、開け閉めができなかったというケースがあったやに聞いています。ここで詳しくは言いませんけれども、つまり、いざというときにちゃんと使えるようなメンテナンスも含めて、どういうふうにやられているか。あるいは樋門・樋管を管理されている人が各地域にいらっしゃると思うのですけれども、その人たちが即動ける流れというのですか、それらを含めた対策といいますか、流れといいますか、それは問題ないのでしょうか、あるいは改善の余地はないのでしょうか、今後の計画を含めて、よろしくお願いします。
○議長(中井光幸君) 若山土木課長。
◎土木課長(若山太一君) 前田議員の質問にお答えします。 市で管理している樋門に関しましては、市の直接の樋門と、あと、北海道から委託を受けているような樋門があります。北海道から管理委託を受けているうち、地域の住民の方に委託している樋門もあります。 基本は、降雨時に開け閉めするような樋門というのは、ある程度限られているのですけれども、それ以外の樋門に関しても点検をしていただいております。 市のほうで管理している樋門に関しまして、昨年だとか今年の大雨のときに、さびだとか何かという形で回らなかったと、市で管理しているものに関しては、そういうところはないという認識であります。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君)
-登壇- それでは、通告に従いまして、3点質問させていただきます。 1番、小・中学校の教室内のコロナ対策に関する件。 全国的に新型コロナウイルスが蔓延し、北斗市内でも子供から高齢者までたくさんの方が不安を抱えながら毎日を過ごしております。 さらに、地域温暖化の影響で気温上昇やゲリラ豪雨、降水量の増加による避難対策など、10年前とは違う生活環境となっております。 特に子供たちの学習場所である学校内が、気温上昇による熱中症対策などで教職員も苦労していると聞いており、小・中学校は、災害時には避難場所にもなっています。 そこで、災害時に避難所になり得る教室などの今後のコロナや熱中症対策について、どのように考えているのか、市長の考えをお聞かせください。 2、市長の議会答弁と市長選挙による公約に関する件。 令和元年12月議会で給食費の軽減について質問をさせていただきました。当時の市長は、議会が了としてきたことを尊重すべきと発言し、子育て支援としては、所得制限がないことについても、果たしてそれがよいのかとも述べられていますし、子育て支援と考えたら、総合的な中で検討していかなければならないとも述べています。 今年の市長選の公約で、第2子以降給食費無料にするという話を聞いて、私が質問したときと何がどのように変わって、公約にしたのか、現役の市長が再選に向けた公約であるなら、総合的に庁内で検討した中で公約を打ち出したのか、そこまで進めてきた経緯をお知らせください。 3、入札・契約に関する件。 3月議会と6月議会、続けて公共施設5か所のLED工事に関する質問をしましたが、あまりにもずさんな、そして曖昧な答弁内容には、多くの市民から驚きと嘆きの声を頂戴しました。 改めて、以下の点についてお尋ねします。 (1)この10年間で、借上料における40万円以上の随意契約で、見積り合わせがなかったのは何件で、どのような内容なのか、お知らせください。 (2)6月議会の答弁資料の内容が3月議会での答弁と異なることなどについて、副市長は、調査をすると答弁し、その言葉を受けて、百条委員会の設置の動議について、「副市長が調査をするのだから」と反対討論があり、否決されました。 その後、住民監査請求も提出され、監査委員によって棄却されましたが、市側からは、9月5日現在、具体的な調査結果が示されておりません。このまま曖昧な状況であれば、市民の大切な税金の扱いについては、しっかりと議会で調査することが市民が納得することだと考えます。 調査といえば、過去に副市長はパワハラ問題で、飲み会が行われた市内の飲食店で部下の胸ぐらをつかむという行為をしながら、市長が調査をして、問題がなかったとの回答を出しています。ハラスメントは、特に、身内で調査をすることは適切ではないと、近年は大企業のほとんどがハラスメントなどの調査については、外部機関に委託するのが当たり前になっています。 今回の件も、見積り合わせのない高額な随意契約であるため、自らのことを調査するのだから、内部調査ではなく、外部調査だと考えます。 およそ3か月経過し、6月議会で私が独自調査した工事費や器具費と、市がイーシームズ株式会社へ確認した金額の違いや、この間どのような調査をしているのか、今現在の調査に関する詳細をお知らせください。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 再開は2時15分頃といたします。 (午後 2時00分 休憩) ────────────────── (午後 2時15分 開議)
○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 池田市長。
◎市長(池田達雄君)
-登壇- 髙村議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の小・中学校の教室内のコロナ対策に関する件についてでございますが、本市ではこれまで、近年の夏季の気温上昇に伴い、市内小・中学校における熱中症対策として、保健室へのエアコン整備をはじめ、大型送風機やスポットエアコン、ミストファンなどを設置し、児童生徒が安全に学校生活を送ることができるよう配慮してまいりました。 また、
新型コロナウイルス感染症対策といたしましても、自動体温測定器や手指消毒器などを配備し、学校内での感染防止に努めているところでございます。 災害時における避難所としての
新型コロナウイルス感染症対策や熱中症対策につきまして、指定避難所の中でも学校施設の場合、災害の内容にもよりますが、実際に避難される方々が使用するのは体育館が中心となりますので、広いスペースが確保されておりますし、また、個室として使用可能な教室なども十分にあり、さらに、先ほど申し上げましたとおり、日頃の学校運営で使用されている熱中症対策やコロナ対策用器材も活用可能であると存じます。 こうしたことから、予期せぬ災害が発生した際には、災害の規模や内容、発生時期、避難者数などに応じ、柔軟かつ適切な対応が必要となりますが、住民センターなど他の施設と比べ、学校施設は、こうした避難所としての機能性に大変優れているものと認識しております。 2点目の市長の議会答弁と市長選挙における公約に関する件についてでございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響や少子化及び若年層の転出による人口減少により、本市はこれまでに経験したことのない新たな事態に直面しています。 特に、人口減少問題は、地域経済の縮小や地域コミュニティーの担い手不足などが懸念され、本市の財政運営にも支障を来すことから、最優先に取り組まなければなりません。 人口減少問題への取組の柱でもあります子育て支援につきましては、全国的に見ても高い水準である現行の水準を引き続き維持するとともに、さらに拡充を図る必要があるものと認識しているところでございます。 御質問にございます
学校給食費軽減施策につきましては、
学校給食費に係る経費の一部を軽減することにより、保護者の経済的負担の軽減を図り、もって子育て支援に寄与することを目的に、拡充前には、同一世帯から2人以上就学している場合に、第2子を半額軽減、同一世帯から3人以上就学している場合に、第3子以降を全額軽減する内容で、平成23年度から令和3年度まで継続してきましたが、私の2期目のスタートとなります令和4年度から、現行の制度内容である第2子以降の完全無償化としたところでございます。 私の2期目の公約につきましては、市民の皆さんの声や議会からの提案なども参考とし、また、中長期的な視点で財政運営を見据えたものであり、公約として掲げた本施策の拡充に当たり、1月の市長選挙後の限られた時間の中で、制度設計を行うよう担当部局に指示したところであり、本施策の拡充は、先ほど申し上げた人口減少問題への取組として、最重要施策と捉えたものであります。 3点目の入札、契約に関する件についてでございますが、一つ目の過去10年間の借上料における40万円以上の随意契約で、見積り合わせがなかった件数と内容につきまして、平成24年度は8件で、内容につきましては、市営住宅敷地及び公園敷地の土地借上料が6件のほか、市営住宅借上料及び要介護認定書類作成機器借上料が各1件でございます。平成25年度は9件で、前年度と同じ内容の契約が8件のほか、新たな契約として、選挙用投票用紙読取分類機借上料が1件ございます。 以下、順に、平成26年度は11件で、新たな契約として、健康センター券売機借上料及びPM2.5測定器等借上料が各1件。平成27年度は10件で、前年度までになかったような新たな契約はございません。平成28年度は14件で、新たな契約として、臨時福祉給付金支給事業による電算機器借上料が2件。平成29年度は11件で、前年度までになかったような新たな契約はございません。平成30年度は11件で、新たな契約として、大規模停電による投光器等借上料が1件。令和元年度は12件で、新たな契約として、プレミアム付商品券事業による電算機器借上料が1件。令和2年度は14件で、新たな契約として、小学校プログラミング教材用の人型ロボット借上料、スポーツセンター照明器具借上料、特別定額給付金支給事業による電算機器借上料及び国勢調査による電算機器借上料が各1件。令和3年度は16件で、新たな契約として、
市民プール等の照明器具借上料が4件ございます。 二つ目の第2回定例市議会で、髙村議員が調査された金額と市が契約事業者へ確認した金額の違いや、今現在の調査に関する詳細につきまして、本事業の枠組みは、LED照明器具を市内電気工事事業者が電材卸事業者より調達し、その後、このLED照明器具を本事業の契約事業者が買い取る形で、市内電気工事事業者がLED照明器具を当該施設に設置したものと説明を受けております。 なお、この調達方法に関しまして、本市の関与は契約上ないものでございまして、本市は、契約事業者とは賃貸借契約のみの関係でございますが、第2回定例市議会終了後の6月20日に契約事業者へのヒアリングを実施し、御質問にございます金額の違いについて確認を行っておりますが、市内電気工事事業者と契約事業者との枠組みの上での差額であるとの説明を受けております。 また、第2回定例市議会において御質問がございました40万3,713円につきましては、市内電気工事事業者が当該施設への設置のために買い取ったLED照明器具の一部が、設置予定箇所に適合しなかったことから、同社が買い取ったLED照明器具を返品し、契約事業者において、設置予定箇所に適合するLED照明器具を直接調達することになったことから、その返品分として、この金額を払い戻したものと報告を受けております。 さらに、220万円につきましては、現場調達費及び管理費と伺っており、市内電気工事事業者がLED照明器具を設置するに当たって、同社が保有する人工が不足したことから、その不足人工を契約事業者のパートナー企業に求めたことから発生したものと報告を受けております。 なお、同社とパートナー企業との業務関係につきましては、本事業の施工以前よりあったものとの報告も併せて伺っております。 以上で、髙村議員の質問に対するお答えといたします。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) まず、小・中学校の教室の話をします。 避難所として、小・中学校はすごく適していますということで、おおよそ体育館を使われていますということで、感染症対策では、体温を測ったり、あとは、アルコール消毒という話なのですけれども、基本、実は今のものは、飛沫感染、空間の中で感染すると言われているので、その場限りの、体温を測っているのは当然入るときだけで、中で感染する可能性があるというのは、アルコール消毒したところで、当然起きているので、これだけ全国で感染していると思うのですけれども。 実際、先日の雨なんかでもそうですけれども、コロナ感染者の家族が家で療養しています。でも避難勧告が出ました。避難所へ行きたいといったときは、どこを案内したのでしょうか。今回は、仮にあったらどういうふうな対応をしたのでしょうか。あったら教えてください。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) 髙村議員の御質問にお答え申し上げます。 8月の大雨災害のときの避難所において、そういった事例や相談等は寄せられておりませんでした。 ただ、基本的な感染対策、手指消毒であったり、またはマスク着用は当然ですが、そういった場合があったときには、避難所において別の部屋を用意するなど、そういった対応をしていたものであろうと思います。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 当然学校だと教室がたくさんありますので、各教室を使われるのかなと。 感染症対策もそうですし、熱中症対策も書かせていただきました。実際、ここ数年は本当に暑かったのですけれども、今年は特に蒸し暑さということで、子供たちからいろいろ話を聞いています。 子供たちの教室内の暑さについては、学校から教育委員会にいろいろな話も来ていると思うのですけれども、市長のところまでは、どのように子供たちは暑さ対策をしているという話は聞こえているのでしょうか。
○議長(中井光幸君) 楠川総務課長。
◎総務課長(楠川修君) お答え申し上げます。 まず、基本的に、学校施設に関することなので、ニーズ等については教育委員会に寄せられるものだと思いますし、教育委員会を通じて市長のほうにも報告等は寄せられるものであって、ただ、直接市民の方から、暑さ対策についてという声が、そういった部分では、広報広聴の総務課のほうになりますけれども、寄せられているという事例はございません。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 池田市長。
◎市長(池田達雄君) 教育委員会から私のほうに入っているかということで。答弁でも申し上げましたけれども、暑さ対策については、以前、保健室にエアコンの設置をさせていただきました。そのときも基本的には暑さ対策です。 当然、教育委員会と私は協議をします。予算が絡むことですから。その中で、例えば送風機であったりスポットエアコンであったり、また、ミストであったり、そういったものが必要だという認識の下で、全てこれは予算化をして設置させていただきました。 設置して、今年の夏は何回使いましたとか、具体的な数字はないですけれども、そういう報告は受けています。 以上です。
○議長(中井光幸君) 永田教育長。
◎教育長(永田裕君) 学校関係の部分なのですけれども、今、市長おっしゃられたとおり、エアコンの関係だとか、そういう部分については、熱中症対策の関係で、コロナ対策の関係で、市長のほうに要望して予算をつけていただいております。 それ以外において、学校のほうから、暑くてどうにもならないとか、子供たちがこうだとかという話は、直接、教育委員会のほうに来ていない状況であります。たびたび学校のほうにも訪問しながら見ておりますけれども、今年度においては、30度以上の真夏日が、夏休み期間を除いてはゼロということもありまして、そのようなことがなかったわけなのですけれども、その上で重大な事案があれば、当然私のほうから市長のほうに報告をして、今後の対応について協議しなければならない問題だと考えております。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 今、夏の話をしたのですけれども、今、コロナ禍において、冬も換気対策として、休み時間は窓を開けるということを各学校はしております。 教室の冬の換気対策について、学校としてやっていることで、私は子供たちからいろいろ聞いているのですけれども、教育委員会として学校に何か冬の換気対策についてこうだという話があるのだったらお知らせください。
○議長(中井光幸君) 京谷学校教育課長。
◎学校教育課長(京谷亨君) 髙村議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。 冬場の換気ということにつきましては、各学校で、もちろん暖房している時期ですから、時間を決めながら、休み時間ですとか空いている時間を活用しながら随時換気というか、窓を開けて換気をしているというような対策を講じているということでお話をしております。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 子供たちから話を聞くと、休み時間になったら窓開けて、先生の指示で窓を開ける。皆さん、窓を開けて10分間、マイナス5度、6度、7度、そういうところで10分間、教室が、当然入り口も開いていますので、ほぼ外と同じくらい寒い状況になるので、子供たちは何をやっているかというと、学校へ来るときのジャンパー、コート、ダウンだとか、そういうのを結構な数で着ます。およそ10分くらい、終わって、閉めようと言って閉めて、すぐ暖かくなるわけでもなく、かなり寒い状況のままなので、ほとんどの子と言うと語弊あるかもしれないのですけれども、かなり子がジャンパー、コートを着ながら勉強をしている状況だと。 冬とさっきの夏の話で言うと、教室によって1個の扇風機だったり、先生が持ってきてくれているのか、2個の扇風機だったり、中には三つくらい用意してくれている。それぞれの教室で、私の前を通る浜分小学校の子供たちでも、1個、2個、3個とそれぞれ教室によってばらばらで、後ろに置いている扇風機のところだけ、ほんの少し涼しいだけで、前は暑いのだと。子供たちはかなり汗をかいて勉強しているという話を聞いているので、通学路の話もそうでしたけれども、やはり子供たちの体のことを考えたときに、コロナ禍の中で何ができるのかなと思ったときに、保健室というのは、具合が悪くなった人たちが行くところなので、それは分かるのですけれども、教室にも冷暖房、暖房はあるので、冷房のような形でできて、なおかつ冬、窓を開けなくてもいいように、今、冷房にも空気清浄機能付き、ダイキンだとかプラズマクラスターだとか、いろいろなもので、コロナ対策もできるものがあるので、そういうものを設置して、そういうものがある教室に、コロナで避難をしなければならない家族だとかが、体育館に入れないというときには、そういう機能がついた部屋へ、換気機能のついているところで避難するということもできるようなことを具体的に学校でできれば、子供たちも安心して学校で勉強して、冬も、これからまだまだコロナ対策で窓を開けなくてはならないという毎日を過ごすのであれば、そういうこともありなのかなと思ってお話をさせていただいているのですけれども、具体的に何か今後の考えがあればお聞かせください。
○議長(中井光幸君) 永田教育長。
◎教育長(永田裕君) ただいまの御質問についてお答えしたいと思います。 冬場の換気の件なのですけれども、今、髙村議員のお話を聞きますと、窓を全開にして全ての部分に風が入ってきているような話だと思うのですけれども、現実的には、そうではなくて、授業時間においても一部開けたり、全開にしているような状況ではないと思います。 それと、各教室において、日の当たり方も違えば、陰になるところ、風通しのいいところもあって、当然冷房するときの扇風機の数も場所によって変わってくるというのはあるのかなと思っております。 それと、春先、学校に行ってみますと、ランニングでいる子供もいれば、しっかり着ている子もいます。冬場においても薄着の子供もいれば、ジャンパーを着ている子供もいます。子供の体温の感覚というのは人それぞれの部分もありまして、確かに換気することによって、気温は下がるかもしれないのですけれども、その部分については、1枚多く着るとか、そういう努力をしてもらえれば解決できる問題ではないかなと思っています。そういうものをやらなくてもいいような環境づくりができれば一番いいのですけれども、学校の数も多いですし、いろいろと財政的な部分もございますので、今のところはそのような形で対応していただいているところでございます。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 全開で開けているか開けていないか、少し開けているかというのは、私、実際に教室を見に行ったこともあって、休み時間にも行って、子供たちが開けて、カーテンがこうなっているのも実際に拝見している中でお話をさせていただいています。 財政的なものというのはごもっともな話で、前からずっとそういう話だったのですけれども、LEDもそうなのですけれども、財政の話が出てきたときに、LEDで何をやったかというとリースの話をされたのです。 私、今回、リースの話をしているリース業者と話したときに、確認作業で、エアコンとかを学校で設置しているところ、全国のデータとかはありませんかと言ったら、リースでエアコンを設置して、10年のリース払いで、その10年間、料率をちゃんと取っているので、メンテナンスが10年間ついているので、物すごく本州のほうだとか、今何が起きているかというと、コロナなので感染症対策で、暑くないときもナノイーX、プラズマクラスター、ダイキンの何とかというのを回して換気対策をして、そこの学校は物すごく安心されたという保護者がいたという話を聞いていたものですから、このような話をさせていただきました。 実際、リースだからって、できるかできないかというのは、後の話ですけれども、こういうことも、LEDだけではなくて、そういうリース提案もあるということを御承知していただければと思って提案だけさせていただきます。 次に移りたいと思います。 次、2ではなくて3のほうへ行きます。 今回問題になっている話は、実際のところ随契、見積り合わせなしということでやっているだけでなくて、適正な価格かどうか、住民の税金を使うわけですから、この金額が果たして本当に正しいのかということが、先ほどの前田議員の話で、代表監査委員は微妙な答えを出していましたけれども、比べるのが道単価での工事の話をされていましたけれども、このLEDの工事をするときに、実際、道の単価で積算した話って、3月、6月に聞いていないのですけれども、そのときやっているのでしょうか。
○議長(中井光幸君) 工藤副市長。
◎副市長(工藤実君) 髙村議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 道単価の積算というものは、6月、第2回定例会の中で新関議員より、最後のほうの御質問、再々質問の最後のほうで、事後でもいいので比較検討をすべきだと、見積書を徴すべきだというお尋ねがございまして、私のほうからは、その時点では、事後でどのようなものができるのか、整理できておりませんというお答えをしておりました。 そういったお答えをした、やり取りを踏まえて、私どものほうで、どういった方法がいいのかという結論としては、道単価の積算で比較をしてみるというのが一番妥当だろうというようなことを、幾つかの理由を整理した上で比較検討したということで、当初の段階で、積算を出したという御説明は今までもしてございません。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) たしかあのとき新関議員はどうしようもなくて、最後、道単価でもというような感じで話されたと記憶しています。 実際今回、比較対象として道単価の話で、監査の報告に載っていましたけれども、リースの契約の話をしているのに、最終的に監査の中で、道単価の話で金額の話を監査でされているというのは、サッカーとラグビーを同じグラウンドで試合しているような話で、全然違うことをやっていると。リースなのだから、リース会社に確認をしなければならない、見積りの確認だとかをしなくてはならないのかなと。 いろいろ聞くところによりますと、見積りを取ったところに一切調査がなかったと。向こうの社長から、うちに調査も何もなくという話が来ていたので、そこは確認するべくもなく、受ける側が、なかったということですので、そのような感じで監査をしていること自体もというふうに思っていました。 見積りいろいろありますけれども、今回、イーシームズの流れ、議員の皆さんもぜひ、先ほど市長もお金の流れを言っていたのですけれども、契約の話、今回のものはどういう形かというのをもう1回おさらいすると、イーシームズと契約しました。イーシームズは100%の親会社の遠藤照明の器具を函館の問屋に卸しました。函館の問屋が卸したところを、イーシームズからお願いされた電気工事会社が買うのです、問屋から。買ったものにある程度の利益をつけてイーシームズに売って、その販売価格に、多分リース料率があったかないかは後から聞きますけれども、リース料率が乗っかったものが契約金額という形になっているのです。この金額がおよそ1億1,700万円近く。 私はほかのところにも、リース会社にもいろいろ聞いて確認したのですけれども、一番安いところ、シンプルでした。リース会社の下にある代理店が直接照明会社から買い付けます。買い付けた照明会社、代理店は、工事会社に球を売るのではなくて、設置するのに支給する。工事会社は工事の仕事だけをします。ですので、三つ利益が乗っかるイーシームズに対して、安いところはここしかない、1個しかない。問屋も販売店も利益が上がるようなルートを使っていないので、電気工事会社は。 この話を聞いただけで、どうやってもイーシームズが安いという、根拠にならないので、どこかきちんと比べたほうがいいのではないかという話を、今回、監査に出したA社とありますけれども、そこではなくても何社か、協力していただけるというところは私は確認していますので、遠慮なく言ってくださいと言ってもらっています。なぜかというと、自治体との契約は、やはり税金を使われているので、きちんとした料率があって、金額が、工事費、器具費掛ける料率でリース料率になっています。 私、また別な2社に聞いたら、その他費用という金額がリース費のほかにあるのですけれども、何だと想像されますかと言ったら、想像できませんと。リース費が、全てメンテナンスも含めているものなので、前に川原部長、その他はメンテナンス費だという話をされていましたけれども、そこでメンテナンス費をやったら、リース費とメンテナンス費が分かれるというのは、相当な利益が取られていることになるので、いい仕事をされたと思いますと。それを市側がそのまま契約したとなると、やはりきちんと見積り合わせして、その会社も、うちに言っていただければ、いい値段を提案させていただいたのにという、ちょっと笑い声が聞こえるような形での話になっていました。 ですので、今回の監査請求でも、普通に道単価と比べて安いという比べ方ではなくて、しっかり、リース会社はほかにもあって、すみませんと、もしリース料、その見積りを、少しお金がかかるというのであったら、そのぐらいしないと、しっかりした解明、この金額が本当に妥当かどうかというものを証明できないまま、1社見積り合わせの随契で、どういう流れできたのか。契約書と工事の日にちも一緒みたいな話。私、今までいろいろ聞いていますけれども、せめて契約日の次の日が工事日だと聞いてました。ほかの町にも土木だとか建築のところにも聞いているし、いろいろ聞くと、契約日にそのまま工事をスタートするというのは、相当何かあって契約できなかったときに、ここで人工は発生してしまうのです。そんなことは大概できないのですという話も聞いています。 でも、うちは契約日に工事日になっていますし、多分体育館、最初のスポーツセンターは令和2年3月23日の契約日で、工事も3月23日です。そうすると、当然その前から、この日から体育館は使えませんという御案内も子供たちにも、高齢者を含めて、いろいろなサークルのあるところにも案内しなければならないし、契約をする前から当たり前に、まだ決まっていないところで着々と進められていたというところで、1社随契、見積り合わせがないというのは、色が白からグレー、グレーから黒に近づいていくような感じを誰もが、誰もがというのはあれですけれども、ほとんど通ると思っているので、こういう話の流れになっています。 ですので、実際のところ、川原部長、工藤副市長から、市長が起案してという形になって、副市長から命令されて仕事をしていますけれども、現実に、なぜほかにたどり着かなかったのか。リースの指名願は、ほかでもみずほ、東芝も出していますし、NTT・TCリース。今、TCリースになっていますけれども、3年前まではNTTファイナンスというところも、その都度更新でリースの指名願は出していますという話も聞いています。 ですので、提案をされているからという話は、それは、資料を渡されたら提案できるのです。皆さんに、こういう仕事をして、総額何億円にもなるかもしれないことなので、税金使うわけですから、何社かに見積り合わせをしていかなくてはならないのではないかとやっていかないとならないのに、提案してきたからというのは、その資料を渡したから提案するのです。その渡すという段階で、もうここで恣意的なことが発生してしまうのです。そう思わないでやっているから、このまま行っているのか。それとも命令されてやっているからなのか、当時の財政課長でやってきたことなので、財政を担当する者として、せめてそこで、これでいいのですかという話があったのか、なかったのかというのを、私、そこでそう考えなかったのか、当時の財政課長だった川原部長、そのときどう思ったかちょっと教えてください。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) 髙村議員の御質問にお答えします。 まず、何点かお答えしたいと思います。 まず、ほかのリース事業、こちらの事業については、リース事業というのは、それぞれ様々だと考えています。 本事業については、繰り返しの答弁になりますけれども、調査設計、それと器具の設置・施工、それとメンテナンスという包括的な事業であると。事業者からの提案を受けまして、その中で、市内事業者を含んだ円滑な事業を行えるのかというところと、あと、公共事業の品質確保促進に関する法律の趣旨、こちらも踏まえながら、どのようにやっていくのかというところを協議してまいったところでございます。その中で、本事業においては、入札には適さないというところで判断したところでございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 部長はそう言うしかないと思うのです。 イーシームズでほぼ決定するという流れになったのはいつか記憶にあったら教えてください。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) いつかというところになれば、12月5日に起案はさせていただいたのですけれども、その時点で、その前段でいろいろ協議をさせていただいて、そこでおおむね決まりましたけれども、その中でも、その後、数回協議はさせていただいていますので、いつという部分でいくと、予算の議決をとったときだと考えております。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 予算の議決をとった日付は分かりますか。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) お答えいたします。 令和元年度の補正予算で、
債務負担行為、こちらが議決された3月3日と考えております。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 3月3日でイーシームズへ行くと、およそ決定されたという話ですけれども、業者から紙を見せていただいた紙が、これ本当は配りたかったのですけれども、口頭でいきます。 北斗市から発注代行イーシームズ、遠藤照明、100%子会社ですというのがあって、下に、商社、問屋。
市民プールは電気工事、浜分小学校は、大野中学校はと、全部矢印が書かれています。もうここでイーシームズが仕事をするていがばんばんできているのです。 ここで、1、イーシームズは北斗市とリース契約をし、地元電気工事様への発注を代行する。3月3日の前に、代行すると決まっていました。これをどう説明するのか後で教えてください。 2番、工事については、地元工事業者様が工事業法上の元請として工事を担当してください。 3、照明器具を地元工事業者様が問屋より仕入、イーシームズへ利益を乗せて販売してください。今回の北斗市とのリース契約の金額の組立て上、この問屋からの購入をお願いします。 ファクスの日付が2月8日5時11分。もう完璧に出来上がっているのです。部長、3月3日と言っている時点で、もうアウトではないですか。 この組立てが何なのかなと思っていたら、こういう紙もありました。問屋から工事への販売価格は、定価の39%。工事店様からイーシームズへの販売価格、45%。6%の乗っけてきてくださいと言って、それぞれの金額もきれいに出ています。この仕組みが、これで言うところの金額の組立て上。 2月8日にこういう紙があって、金額もあらあら全て決まり切った中で、まだ契約書も交わしていない段階で、全てお金の流れが見えてしまっているような状態を、ファクスの日付なんかは絶対的なものなので。こういうやり方をしているのが、今の見積り合わせのない、1社随契でやったところにたどり着いてしまうのです。 こうやっていろいろなことをやっていっていること自体を、部長、どう考えますか。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) お答えいたします。 そちらにつきましては、業者間のやり取りでございますので、本市の関与するものではないと考えております。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 関与するものではないという話をしたら、契約はまだ成り立っていないから、勝手にやっていたという話でいいのですか。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) お答えいたします。 関与していないものであり、お答えはできかねるものでございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) これが現状なのです。答えられない。 ちなみに都市住宅課長、市の工事をやったら、下で下請に出したら、下請を出しましたよねというのを市に報告がたしかあると思うのですけれども、リースはそういうものがないということでいいのでしょうか。
○議長(中井光幸君) 新井都市住宅課長。
◎都市住宅課長(新井貴行君) 髙村議員の御質問にお答えいたします。 工事の場合は、下請人選定通知というものがありまして、親会社、元請が使う下請業者を全て役所のほうに届けるということになっております。 リースの場合は、元請がいて、その場合、下に下請がいたから、それを下請まで届けなければならないというものは、私が知る限りは、ないと思っております。 以上でございます。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 下請がやっていることは全然承知しませんという話をしたら、100%丸投げしても、部長、副市長、知らないよという話ですか。市は、100%丸投げしても、逆にオッケーですという仕事になっていますか。
○議長(中井光幸君) 工藤副市長。
◎副市長(工藤実君) お答えをさせていただきたいと思います。 先ほども総務部長のほうからお答えをさせていただいてございますが、それから、都市住宅課長からも、リースの場合の下請との関係の届出が必要は、知る限りでは、ないという御説明をしたところでございまして、私ども関与していない部分について、仮にということであっても、お尋ねをされてもお答えしようがないというのが実情でございます。このLED化に伴うリース契約の中であっても、当然契約書の中にその辺の記載もないですし、それから、この契約の最大の利点というのは、フルメンテナンスがついているというような利点もございます。 したがいまして、今の御質問に関しては、仮に100%丸投げということでございましたけれども、私ども関与していない領域の部分について、仮にというお尋ねでもお答えしようのないという御説明とさせていただきます。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) 今の話を聞くと、多分このネット中継を見ている職員だとか、課長たち以外の、中継されている方々は、随契、見積り合わせなしでも、うまくやればどうでもできるのだなということで、100%下請に流しているかどうかさえも、こっちは関係ないからという話も成り立ってしまわないかなと。私、職員の士気の低下につながるのではないかという答えを、前からですけれども、ずっと聞いているなという感じがします。 副市長、ほぼ副市長、やりたい放題の話なのですよ、こういう感じでやっていると。 私のところにはがきが来まして、匿名のはがき。「電気の話で、エネットという新電力も1社随契で契約しているのです。当時の総務課長の工藤実氏です。なぜ市役所は、法律に基づかない、手続をないがしろにする人物に役職を与えるのか。この人は、市役所の仕事を好き勝手にできると勘違いして、選挙で選ばれた市長や議員のことを心の底からばかにしている。徹底的に戦ってください。」 さらに、うちの会派に届いたものだと、「今回の監査請求に関して、これは官製談合と言えますし」と。この方の考え方です。「入札すらしていないため、談合より悪質です。さらに、監査報告において、官製談合があったことを明記し、かつ議論が問題なかったというのは前代未聞でしょう。日本中に大恥をさらすものです。」 さらに、平成28年の総務課で126万円の電話交換機も、指名願を出しているところはたくさんあったけれども、NTTとの随契です。 今回、私が3月でこの質問をして、多分職員がいても立ってもいられない中で、心にあったものが出てきているのかなと。こういうこと自体が形として、今の市役所の職員、ここ最近、若い職員も辞めていく。自己の都合だとか家庭の都合だとかという理由はよくしゃべっていますけれども、いろいろなことがある中で、こんなことが起こっている状況を見てきて、最後ここにたどり着いて、まだまだ見積り合わせもない、こんな金額で、これからどうなっていくのかという不安の中で、きっとこういうことが起きてきたのかなと。 今回、令和4年度、市長から記者会見で、下げて工事しますという話でしたけれども、記者会見では、5月に見つかりましたという話をしていました。これ見つけた方は誰ですか。
○議長(中井光幸君) 工藤副市長。
◎副市長(工藤実君) 後段の記者会見等のやり取りの御説明の前に、議員お話しいただいた前段の部分について、若干お話をさせていただければというふうに思います。 このLED化に当たっての目的であったり、なぜというところは、3月の議会、6月の議会でも再三御説明をしてきたところですので、これ繰り返しになりますので、そこのところは省きます。 きちんとした目的、理由があって、それに見合う御提案があったので、これは進めてきたということは、簡潔にお話をさせていただければなと思います。 このLEDの関係を含めて、監査結果でも、事務の改善というような部分についての御指摘もあったところでございます。そういうような部分はきちんと対応していかなけれはならないというふうに考えてございますが、議員御指摘のように、全くマイナスというか真逆の方向の仮説的なものを全部並べて、それが職員が辞めていく理由だったとか、そういう話でしたけれども、それがストレートにそうなるのかどうなのかというのは、それは議員のお考えということで受け止めさせていただきますが。 1点、何か私が新電力と契約した時点について何か投書が行ったというようなことでございますが、当時、新電力に変えるに当たって、やはり安定供給、今もう新電力が、今のエネルギー問題、ウクライナ、ロシアの関係の前までは、直前までは、新電力というのも安定供給ができるという実績からそういうものが積み上がっていましたが、当時私ども切り替える時点では、やはり北電、それから新電力からお話を聞いても、安定供給というものがどこまで確実なのかという部分を最大限重視した中で、北斗市が契約した新電力は非常に大手であり、出資している会社等の企業名を見ても安心できる企業であり、さらに、事前にどのような提案ができるのか、そこのところもお話しいただいて、基本料金を引き下げる、そして、当時私ども職員に対して、オン・オフを徹底してくださいというお願いの節電取組をしてございました。そうすると、契約した新電力は、基本料金を引き下げていただける。そして私どもはオン・オフで使用料を削減できる。そういう私ども役所の取組にマッチした提案をいただいた業者と契約したものであって、何か不法に契約したように議員おっしゃいましたけれども、きちんとした節電効果もでたわけですし、投書された方は、投書された方の御意見なのでしょうけれども、その点は、今申し上げたように、きちんと説明を私のほうからさせていただきます。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) お答えいたします。 後半のほう、お答えしたいと思うのですが、恐らく議員おっしゃった5月というのは、3月だと思います。 予算編成の流れを申しますと、12月25日前後に地方財政対策というのが出されます。その中に、地方財政計画というのもあるのですが、今回、LEDが地方
交付税措置のある起債となるというところ、詳細が示されたのが3月頃ということで、12月頃の地方財政計画の中では、総額と市町村、都道府県の配分、そちらのほうの通知のみとなっていまして、詳細が示されていたのが3月ということで、公共施設等適正管理の推進という中の通知の中で示されたというところでございます。 以上です。
○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。
◆7番(髙村智君) まさにそのとおり。令和3年12月24日に総務省から発表されたのがホームページに出ているのです。 私この話を聞いて、いろいろ調べているときに見つけた資料の中で、全国都道府県財政課長・市町村担当課長合同会議配布資料一覧というのが令和4年1月24日月曜日に出ているのです。ですので、この紙が市役所に届くのが何日後のタイムラグなのか、パソコンでぽんと押して24日に届いているのかどうかは別にして、1月24日には、令和4年から令和7年度のLEDの導入に対して、
公共施設等適正管理推進事業債という起債です、この名前だと思うのです。 1月24日か25日には市役所に届いていて、当時の財政課長、私、3月議会で、皆さん覚えていると思いますけれども、髙村、何、起債起債、起債起債と、ちなみに指定行のうみ街の金利どうだという話していましたけれども、起債はあったものが、今、令和4年の話ですけれども、令和4年の予算に間に合わなかったというのであれば出さなければいい話だし、このときにもう既に30%から50%、財政によって30から50です、90%ですという数字まで。私がインターネットでたたいても出てくるようなものが、当たり前にあるのです。それを今、3月という話をしていることは、役所内でのタイムラグなのか、私が早く見過ぎているというか、これをリアルタイムで見ているので、1月24日なのか。でも、1月24日、25日に出ている起債を財政課は見逃していたら、予算として、有利な起債があったら使いたいといって今やるのですよね、切り替えるではないですか。それを2か月後に分かったとか、今やりますとか、6月議会でもそんな話もしないで、ああそうですかというふうになるのが、本当にこの仕事、リースありきで進んでいたからではないかなと疑われるなと思っているので、このような話をさせていただきました。何かあったらお願いします。
○議長(中井光幸君) 川原総務部長。
◎総務部長(川原弘成君) お答えいたします。 恐らく1月24日付というのは、国の通知の日付だと思います。そういった予算の通知というのは、国から都道府県に行って、都道府県から市町村に示されるという形になるのですが、今年もコロナの関係で、都道府県の説明会が、結局、文書という通知になったものですから、こちらで把握したのは3月ということとなってございます。 以上です。 ──────────────────
△延会の議決 ──────────────────
○議長(中井光幸君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ)
○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は、これにて延会することに決定いたしました。 ──────────────────
△延会宣告 ──────────────────
○議長(中井光幸君) 本日は、これにて延会といたします。 御苦労さまでした。 (午後 3時06分 延会)...